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TH「ほら、中入るよー」
遠慮がちにわたしの手を引いて
控え室のドアを開けるブイさん
...あ、これってちょっとまずいかも 汗
「ブイさん、手、「ただいまー」..」
私の手を引いたまま控え室の中へ
どんどん進んで行く
ああ...振り返らなくてもわかる。
ユリさんからの刺すような視線。
ブイさんの優しさに気を抜いていた
これは後々ヤバイな。
諦めるしかない←
JK「ヒョン!あ...えっと、おかえりなさい」
ブイさんの帰宅に喜んだジョングクさんは
後ろに続く私を見て俯いてしまった
...かなりショック
けれど仕方ない。
私のカバンから彼の歯ブラシが出てきてしまったという事実は変えることができない
たとえ私が盗んでいないとしても。
ジョングクさんが私と関わりたくないなんて当たり前で、
いつかきっと
元の関係に戻ることができるはず。
そう信じて仕事に専念するしかないんだ
いつの間にか私の手を離したブイさんは
ジミンさんとシュガさんの元へ向かっていた
なんだか少し寂しいけれど
ずっと甘えていられるわけじゃない。
「仕事しよ..」
小さく呟く私の背中を
シュガさんが見ていたなんて知らなかった
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staff「防弾少年団さん、スタンバイよろしくお願いします!」
控え室に合図に来たスタッフさんの声に
ぞろぞろと移動して行く人の波
それは同時に
私にとって悪夢の始まりの合図までもある。
パタン...
人の波が落ち着いた頃
YR「あんたふざけてんの?」
まっすぐ私の元へ来たユリさんは
当たり前のように私の髪の毛を強く引っ張る
「いた..っ」
YR「聞いてんの?
ねえ、なんであんたとテテが手を繋いでるわけ?
ほんとわけわかんない!!」
今回のユリさんは
今までにない程 怒りに満ちた顔をしている
私は彼女を相当怒らせてしまったらしい
その光景をスマホをいじりながら
面倒くさそうに見つめるユソンさん
ダメ元で視線を送っても
YN「Aさん、これは貴方が悪いわよ
当然でしょう?テヒョナはユリの彼氏なんだもの。」
鼻で笑ったあと
YN「ユリ、そんなんじゃたりないから。」
私に近づいて来たユソンさんは
YN「テヒョナの匂いが付くとこっちが嫌になんのよ。
洗い流してあげなくちゃ」
まだ未開封のペットボトルを開けて
スポーツドリンクを私にかけた
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★ - 身長高くてイケメン?ジュンだろ。とか思ってたら本当にジュンで叫びました(T_T)最高です(T_T) (2017年11月14日 10時) (レス) id: 1cba4aeba8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - くっくくおずさん» ほんとほんと!ユソンやばい!怒← 続きも楽しんで頂けるよう頑張りますので!応援よろしくお願いします!笑 (2017年3月1日 0時) (レス) id: 6b61a37ab0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - ゆうさん» ありがたいお言葉感謝です、泣 作者文章力ないですよ!ちなみに小説は占ツクが大好きです← 本屋さんの本ならホラー読んでまs((殴 (2017年3月1日 0時) (レス) id: 6b61a37ab0 (このIDを非表示/違反報告)
くっくくおず(プロフ) - 最後の部分ほんとに涙がでました。続きが気になってしょうがないです。ユソンほんとにムカつく!!!! (2017年2月28日 20時) (レス) id: 39194f24c0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 主人公の気持ちが痛いくらい伝わってきて思わず涙が出ました(T ^ T)こんな文章書けるなんてすごいです。小説とかってどれくらい読んだんですか?これからも応援してます!! (2017年2月27日 23時) (レス) id: 0e3b5822de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆー | 作成日時:2016年12月27日 11時