∞の愛され鈍感少女 (ページ32)

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村「うわっ、井戸がある！！」

貴「えっ！？」

安「それ…貞子さん出てくるんとちゃいます！？」

出口に向かうには井戸の横を通り過ぎんと行けへん

…でも、絶対おるやろ

丸「ホンマですか！！？」

井戸に近づくマルちゃん

な、なにするん？

丸「こんにちはー！！」

井戸を覗き込むマルちゃん

仕掛人「ぎゃっ！！」

井戸から聞こえてきた小さい悲鳴

やっぱいたんや…

村「お前が驚かせてどないすんねん！(バシッ」

丸「すんません笑笑」

安「逆にすごいわ～笑笑」

マルちゃんの肝どーなっとんの！！？

井戸の貞子さん

それでも出てくる

村「それ無理ありますって！！笑」

いや、でも…

怖い！！

貴「ぎゃああぁぁ！！出てきよった！！」

ヒナの背中を押す

貴「行こ行こ！！逃げよ！！？ホンマ！！」

爆笑してなかなか歩き出さないヒナ

くそ、なに笑ってんねん！！

ヤスくんの手を引っ張る

貴「死ぬて！！行こ！！もう、行こ！！逃げよ！！？」

安「え！？でも…先に行くのは怖いって」

貴「今の方が怖いってえぇ！！」

三人とも大爆笑

笑ってるヒマないんやで！？

その間にも貞子さんは近づいてくる

私に…

私に…？

なんで私限定なん！！？

貴「ちょぉ、近づかんといて！！すんません、すんませんでした！」

なんか謝ってしもた

貴「アカンアカン！！もうアカンて！！」

一人とかもう関係ない！！

今のこの危険から脱出や！！

ダダーッと先に走って逃げる

村「キヨ！！？」

丸「アカン、先行ってもーた！！笑」

安「A極度の怖がりやん！大丈夫なん！！？」