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Story4 ページ4
朝のホームルームが終わると、二宮くんはカバンからゲーム機を取り出してゲームを始める。
ゲームって持ち込み禁止じゃ…
そう思いつつじっと見ている俺に気づいた彼が、しーっと口元に指を当てる。
「これ、秘密ね」
「う、うん…」
と、そのとき。
「まーつもとくん！」
「ねえねえ、どこから来たの？」
「てか、今日昼一緒食わねぇ？」
一気に俺の机の周りに人が集まってきて、その圧に押されてしまう。
「あ、え、…っと、…う、うん…いいよ？」
「よっしゃー！」
「えーじゃあ俺も！俺も一緒していい？」
わらわらと人が集まってきて、俺はよく分からずに頷く。
なぜかみんな、すごい喜んでる。
そんなに転入生が珍しいのかな。
その後も授業ギリギリまでいろんな人が俺のことを聞いてきた。
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作者名：くるみ
| 作者ホームページ：http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=20000726
作成日時：2024年3月21日 12時
