24話 ページ25
貴方サイド
一期に心配されるなんて驚いたな。普段そんな事言わないし。
夕餉が終わり獅子王の様子を見ようと大広間を出ると、鶴丸に声をかけられた。
「主、話が有るんだ。ちょっと時間をくれないか？」
「悪いんだけど、行かなきゃいけない所があるから……」
やんわり断ろうとしたけど、鶴丸は食い下がった。
「急ぐ話なんだ。今すぐ話したい」
仕方なく鶴丸の部屋に行く。
「話って、なに？」
「主、単刀直入に言う。主は獅子王が好きなのか？」
いきなりの言葉に面喰らっていると……
「主は、どうして獅子王だけ特別扱いするんだ？俺達だって主に甘えたいけど、主が拒むのを知ってるから誰もなにも言わないのに」
鶴丸の言葉に目を丸くした。
皆が甘えたいなんて考えた事も無かった。
「でも、僕に甘えられなくても、皆僕が嫌いじゃ……鶴丸？」
話の途中で鶴丸がある一点だけを凝視した。
段々無表情になっていく鶴丸に違和感を感じる。
「鶴？どうしたの？」
鶴丸の手は僕の首元にそっと触れた。
「これ、キスマーク……？だよな……」
「ん？ああ……さっき獅子王の部屋に行った時付けられて……」
何気なく言った言葉が鶴丸の逆鱗に触れたらしい。
いきなり腕を掴まれ組み敷かれる。
「ちょ、鶴丸！？」
「主、獅子王にそうさせたって事は、俺もやっていいよな？」
鶴丸の眼はギラギラと光っていて、獣と化していた。
口吸いされ、強引に舌が入って来る。
「んんっ……！鶴丸……！」
舌を絡め取られ、上手く息が吸えない。
「ま、まっれ……！ひゃぁ……」
舌をチュウと吸われ、甲高い声が出る。
「主、感じてるのか？もっと俺を感じてくれ」
鶴丸は首に顔を埋めると、紅い華を咲かせまくった。
「鶴丸……！それ以上は……っ！」
「それ以上？ああ、悪い。これじゃあ獅子王に会いにいけないな」
はしたなく笑いながら尚もキスマークを付けようとする鶴丸の頭を手で掴む。
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もこ(プロフ) - 望月海さん» すみません！男主だと思ってました。本当にすみません(_ _;) (6月28日 7時) (
レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
望月海(プロフ) - もこさん» ご意見の方は少し構成を考えさせていただきますね。 (6月27日 23時) (レス) id: 3c48936758 (このIDを非表示/違反報告)
望月海(プロフ) - もこさん» もこさん、感想ありがとうございます。せっかくのご感想なのですが、このお話は女主を設定としているので、もこさんの好む男主ではありません。作者が僕っ子好きなのですが、誤解を与えてしまったようなので訂正させていただきました。 (6月27日 23時) (レス) @page1 id: 3c48936758 (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - コメント失礼します！私男主の愛され大好物なので嬉しいです！刀剣男士全員推しなので嬉しいです！更新頑張ってください！出来たらなんですけど短刀たちにも恋愛的に愛されたいです()いきなりすみません (6月27日 17時) (レス) @page23 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
望月海(プロフ) - 匡さん» ありがとうございます♪早速書いてみます！ (2017年5月23日 23時) (レス) id: 546fdd6d80 (このIDを非表示/違反報告)
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