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にひゃくろくじゅうに。 ページ24

その後も、





白夜 「Aちゃん、あのね」

A 「如何なさいました?」

白夜 「あ、あの……」

A 「……?」



白夜 「良い天気だね!?」

A 「?そうですね。」











白夜 「Aちゃあぁぁん!!!」

A 「ッ?! ど、どうしたんですか?」

白夜 「そ、その……」


白夜 「明石とは最近どう?!」

A 「じゅ、順調です?!」











 言おう言おうと口を開いても、出てくるのは違う言葉ばかり。俺が躊躇っている間に、Aちゃんが出陣の時間になってしまうなんて時もあった。

 うわああぁぁぁあん!! 俺の弱虫、意気地なし、チキン!! だから彼女出来ないんだよおおおぉぉん!!!



 どんどんどんどん、と机に拳をぶつける。急に暴れ出した俺に、今日の近侍であり初期刀の清光が、ギョッとした顔で「急にどうしたの」と聞いてきた。




白夜 「ぎよみづううぅぅ!!!」

清光 「はいはい、清光だよ〜、で、どうしたの?」

白夜 「ズビッ、聞いてくれるか?」

清光 「俺はアンタの初期刀だよ? 俺が聞かないで誰が聞くのさ。」

白夜 「ありがとなぁ……」





 ぽんぽんと頭を撫でてくれる清光。本丸に来たばかりの時は、人の身を得たばかりで不安定だった清光の悩みやなんかを、俺がよく聞いていた。

 いつの間にか反転していた関係に、「清光も成長したなあ」と母親のような気持ちになった。って今はそれじゃない。





白夜 「咲ちゃんって居たじゃない? あの子の二回目の研修先をこの本丸にしようと思ってるんだけど。」





 そう言って言葉を繋げようとしたその時、清光の顔を見て、俺は目を見開いた。
 
 キッと目を釣り上げて、俺を睨んでいた。いや、俺を通して、咲ちゃんに怒っていたのだ。「ぁ、」と小さく言葉を漏らした俺に、清光は少しドスのきいた声で、静かに言った。









清光 「___それ、本気で言ってんの?」





 今まで聴いたこともなかった初期刀の怒りの声に、俺は固唾を飲んだ。

にひゃくろくじゅうさん。→←にひゃくろくじゅういち。



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まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 碓氷時雨さん» なんですって?! ごめんなさい即刻直します!!本当にありがとうございます!そしてすいません! (2020年2月8日 21時) (レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
碓氷時雨(プロフ) - 「にひゃくろくじゅうに」の所で清光が清松になってますよ! (2020年2月8日 20時) (レス) id: d4ecd76fec (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 愛が止まらない人さん» ありがとうございます!応援して頂けると本当に力になります!頑張りますね! (2020年1月13日 16時) (レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
愛が止まらない人(プロフ) - 続編おめでとうございます!!!!!頑張ってください!!!!! (2020年1月13日 10時) (レス) id: 9082f6abc2 (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 絵里奈さん» ありがとうございます!受験も作品も、若いからこそ出せる熱量で頑張っていきます!今作品でも何卒宜しくお願いしますね! (2020年1月13日 8時) (レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A | 作成日時:2020年1月12日 21時

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