14話 ページ16
私達はスザクお手製日本食朝ごはんを食べて元気をつけたあとは、久しぶりに3人でのお出かけだ
普段のお泊まり会なら、DVD鑑賞を続行したり、勉強会が始まったり、ナナリーとお菓子作りなど家で活動することが多いが、今日は違う。
珍しく外へ出ての活動に、私は少しだけ気分が浮かれていた
貴『ねーねー、今日ってどこ行くんだっけ?』
ル「もう忘れたのかA...。今日は30分後から上映のバリー・ポッターの新作を観たあと食べ歩きのため商店街に直行。40分程度で腹ごしらえを済ませたら、最近できた新しい本屋で本を物色。後にジェレミアのみかん農園を訪ねて1時間程度滞在。ここらでスザクが腹が空いたとごねるはずだから屋台で軽食。ナナリーへのお土産選びのために雑貨屋へ入店。全力で選ぶこと30分。店を出て近場のファミレスで食事をしてから帰宅。明日も休みだがまた際限無しに寝る奴がいるのと流石に一日歩き回り疲れるだろうという理由で早めに風呂&就寝。
以上が今日のスケジュールだ。なにか質問は?」
貴『いやこんな分刻みでスケジュール組まれても覚えれません...』
ス「てか、さらっと僕らディスられてなかった?」
ぼそっと言った私達の言葉はルルーシュの耳には届かず、1番体力がないのにルンルンと歩き出すルルーシュを見て吹き出した私とスザクは張り切って先陣を切る細い背中を追いかけて、街へと繰り出した
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作者名:ぴー | 作成日時:2019年3月1日 2時