TWICE10のマンネちゃん

こわい ページ26

Aside

ごめんなさい･･･ジヒョオンニ、ミナオンニ。


心配してくれてたのに怖くて逃げちゃった。



オンニ達は1人で抱え込まないでって言うだろうけど


それはできない･･･



話したら少しは気持ちは軽くなるかもしれない


だけど私のせいで大切な人を2度も失いたくない。



脳から離れさせてくれないコメント達。


気持ちを紛らわそうと地下にある練習室に行った。


｛練習室｝

よく、1人になりたいときにここに来てダンスを
踊る。


気持ちを紛らわすために、怖さから抜け出せるように


せめて大好きなダンスは何も考えないで踊りたい



でも、そうはさせてくれなかった。


踊っている途中にも鮮明に私に対するコメントが
思い返された。



ジヒョside

今、ミナとどこに向かっているかっていうと


地下にある練習室。


いつもAが1人になりたいときは練習室に
いることが多い。


部屋の前まで来てみると、Aが踊っている姿が
見えた。



しばらく様子を見ていると、チェヨンが階段を急いで降りてきた。


「どうしたの？チェヨン？なんかあった？」



チェヨンside

エゴサしようとネットを開くと


そこには信じられない光景が･･･



そう、アンチコメント。


よく見るとAに対するコメントで


両親を亡くしたことに関するコメントだった。



"人殺し""アイドルの資格なんてない""迷惑"



もっと酷いコメントが数十万件を超えていた


このことをAが知っていたら･･･



まず部屋に行ってみたけどいなかった。


そうなるとAが行く場所っていえば


地下にある練習室しかない！


急いで行ってみるとジヒョオンニとミナオンニが
いた。


「はぁはぁ･･･オンニっ！！」


そう呼ぶとジヒョオンニが心配そうな顔でこっちを
見てきた。



「ちょっとこれ見てください！！」


そう言ってスマホの画面を急いで見せる


ジヒョ「え･･･ちょ、どうして、こんな･･･」


ミナ「待って、A、これ1人で見てたの？･･･」


ジヒョ「こんなの1人で見たら耐えられないよ」


ジヒョ「チェヨン教えてくれてありがと･･･っ」



あとはオンニ達に任せるしかない

頼って→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す