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os｢A次は何系の茶葉がええと思う？｣
『この前若頭も喜んでたし、…アッサムとかどうかな。ミルクティーにしても美味しいし』
os｢ふふ、ええな。グルッペンも喜ぶめう｣
マンちゃんが割り込んだのを機に入れ違いでシッマさんがロボロさんの方へ向かって行き、今は色んなお茶の香りが充満する茶葉専門店でどれにするかを悩んでいた。
マンちゃんがニコニコと楽しそうにお勧めを説明してくれるのを聴きながら、私自身も陳列棚の豊富な品揃えに目移りが止まらなかった。
……あ、あのオレンジペコのパッケージ可愛い。
そう思って手を伸ばすもそれは少し上にあり、女性の平均よりある身長でもギリギリ手が届かなかった。
…シンプルに悔しい という謎の対抗心により暫くそれを取ろうと格闘していた。
os｢…A、これ取りたかったん？｣
『(っ……う、わ…！)』
格闘している事に気づいたマンちゃんがふわっと後ろから包み込むように立ち、"はい"とすんなりそれを取ってくれた。
os｢もーそんなに頑張らんと素直に俺呼んでくれたら取ったのに〜……ってA…、顔赤なってるよ？｣
その言葉に更にぶわわっと顔に血が集まっていく感覚が分かった。…すっごい恥ずかしい。
そんな私を見てかニンマリと悪戯っ子のような表情を浮かべ｢へぇ〜｣と普段の糸目を更に細める。
os｢俺が案外男やって思って、恥ずかしくなったん？
……可愛ええなぁ。｣
心中を見事に言い当てられドギマギしている私に彼は近づき少し色付いてるであろう耳を軽く撫でた。ピク、と僅かに反応を示すと｢耳、弱いん？｣と愉しそうに囁いた。
『や、…マンちゃんここ、お店！』
os｢店やなかったらもっと触ってもええん？｣
違うそうじゃない！だめだ、この人話にならない。
凡そショッピングモールで、強いては茶葉専門店で放つものでは無い色気を前面に出してきている。
ちょ、本当に心臓持たなくなるから…！誰か助けを……！と思い焦ったように目配せをしているとバッチリと目が合った、___ロボロさん。
rbr｢っ、オスマン！お前こんな所で何してんねん！｣
os｢……ちぇ、またロボロの邪魔が入っためう〜。俺はAと楽しく茶葉見てただけやのに、ね？｣
グイッと距離を離されほっとしたのも束の間、盛大にウインクをかまされ何も言えなくなる。
この男いい加減にして欲しい(顔が良い)。
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ぴく(プロフ) - 個人的に主人公の性格とか（全部）めっちゃ好きです！頑張ってください！ (2020年9月21日 9時) (
レス) id: 0dfcf80db5 (このIDを非表示/違反報告)
団子侍(プロフ) - レニさん» 読んでくださってありがとうございます！大先生のところは特に構成を練っていたのでそういって頂けてとてもうれしいです！ありがとうございます！ (2019年11月29日 22時) (レス) id: 8616f492be (このIDを非表示/違反報告)
団子侍(プロフ) - しおんこさん» こちらこそいつも変な時間に更新してしまって申し訳ないです…しかし！コメントとっても嬉しいです！！頑張ります！！！ (2019年11月29日 22時) (レス) id: 8616f492be (このIDを非表示/違反報告)
レニ - すごく面白い…！チノくんとかうつ先生のところの話めっちゃ好きです！これからも読まさせて頂きます！ (2019年11月29日 17時) (レス) id: be3a21bb3c (このIDを非表示/違反報告)
しおんこ(プロフ) - 夜遅くにすみません！雰囲気めっさすきですわぁぁー！！まじごっとですぜェ…………！！ 更新楽しみにしてますぅぅぅぅ！！！ (2019年11月28日 3時) (レス) id: 32a4d591a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：団子侍
x他1人 | 作成日時：2019年9月10日 22時
