十二節 side要 ページ38
「ひーちゃん？！」
「あら要、久しぶり〜」
皆も久しぶり、と長い髪を
「はじめまして妹さん」
「えっと...」
「私は四男の光よ。ヨロシクね」
「女...の方...？」
「あらっそう見える？嬉しい。でも残念ね、男なのよアタシ」
ウインクをして周りを見渡したひーちゃんはいつもと足りない違和感に鋭く突っ込んだ。
「ねぇ、アタシの大事なAは？」
Aとひーちゃんは一緒に買い物に行って琉生も混ざって髪型講座なるものを開いたりと特別な仲だった。
「俺に何隠してる？」
「ひか兄、実は＿＿」
ゆーちゃんが今まで起きたことを細かく説明する。
その説明を聞いてみるみる顔を険しくしたひーちゃんは全て聞き終えた後
「それで？Aを皆で追い込んで今に至ると？？」
と
「うん...そうなるかな」
言い訳なんかできない。
「ばっかじゃねぇの。その話をまんまと鵜呑みにしたワケだ？証拠も、見た奴もいないのに？」
「でもひか兄！」
「お前が一番バカだよ侑介。妹としてどれだけAがお前の事を慕ってきたか忘れたのかよ」
「そんな」
それっきりゆーちゃんは黙ってしまった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 646人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
苑歌(プロフ) - アルムさん» 100票目取ってしまいました！！好きな作品だから嬉しいです。更新まだかまだかと毎回毎回見てます笑。 (2020年5月15日 13時) (
レス) id: b9c45128c7 (このIDを非表示/違反報告)
アルム(プロフ) - マレさん» わあぁ嬉しいです！ご期待に沿えているかはわかりませんが...(笑)引き続きよろしくお願いします！！ (2020年5月15日 13時) (レス) id: 9fec9f9c9f (このIDを非表示/違反報告)
アルム(プロフ) - 苑歌さん» お心遣いありがとうございます(泣)これからもよろしくお願いします (2020年5月15日 13時) (レス) id: 9fec9f9c9f (このIDを非表示/違反報告)
マレ(プロフ) - こういう感じの話を探してたんです！！ディアラバもブラコンもどハマりしてた時期あったので嬉しいです！！続き待ってます(・ω<) (2020年5月14日 13時) (レス) id: dbfa7fe28a (このIDを非表示/違反報告)
苑歌(プロフ) - 面白いです！2つとも好きなのでサクサク読めました！応援しています！無理はしないでくださいね。 (2020年5月13日 10時) (レス) id: b9c45128c7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アルム | 作成日時：2018年11月24日 22時
