鬼殺隊員兼、審神者になりました！

弍 ページ17

『大丈夫か君は！？』




私が駆けつけた頃には無惨の姿は無く、鬼にされた青年を抑えている鬼殺隊の少年がいた。




？「はいっ！大丈夫です！それより貴方は！？」




『鬼殺隊の者です。鬼の身柄は私が預かりましょう。』





そう言って暴れている鬼を受け取ろうとした瞬間





「おいお前ら！何をしている！」




『…チッ厄介な奴等が来た…』




警官とは厄介だな…




警官が私や少年を捉えて(Aが)腕でも折ってやろうと考えていると…




？「辞めて下さい！この“人”に誰も殺させたくないんだ！」




『！』




この少年は…鬼でもまだ人と言うんだね…





珍しいと思っていると何処からか見覚えのある花が出てきた。




『…お久しぶりですか…？珠世さん』





珠「えぇ。お久しぶりですね…Aさん」





？「？？この匂い…」




珠「…そうです。私は鬼であり医者でもあります。」



？「！」





『珠世さん。この鬼と少年を任せても？』





珠「大丈夫です。Aさんは？」




『私にはやる事がありますので。』





『それでは』と無惨の姿を追おうとすると後ろから大声で自己紹介が飛んできた。




炭「俺の名前は竈門炭治郎と言います！」




『私の名前は白露A。頑張ってね、竈門少年。』





炭「！…はい！」

参→←【刀屋敷編:後編】壱

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す