きゃ！どんどん強くなっちゃう！ (ページ10)

今日:22 hit、昨日:4 hit、合計:163,337 hit

9 ページ10

次の日、仕事へ向かう

朝はイルミがずっと後ろをくっついてきた。
たまに着替えを手伝ってくれたり朝食を片付けてくれたりしたけど

イルミに見送られて早朝家を後にした

今回の任務は暗殺だ。

けど護衛が聞いていた数の倍近く増えている

おかしいなあと思いその日は情報収集に努めることにした。
どうやら依頼主が他の所にも暗殺を依頼していたらしく、依頼の過程でどうやら相手に警戒されたようだ

すぐにお父様に連絡すると、他の暗殺者の動向を探らないことには暗殺は決行できないということで、ゾルディック家は待ちの姿勢を取ることにした。

もしかしたら、他の暗殺者はゾルディック家が暗殺依頼を受けていることを知っているかもしれない。依頼主の他の暗殺者への依頼内容が明確でないなら相手に暗殺を譲っても仕方がないということだ。

『それにねお父様、複数いるみたいなの。別々のところに確認できるので2人』

「…1度俺から依頼主に確認をする、また連絡する」

一度電話を切り周囲の気配を探る

右400ｍ先と前方500m先に1人ずつ
2人とも念能力者のようだけど、1人は大したことがない。

問題はもう1人の方。禍々しい念を持っていて、わざとこちらに気付くようにしている

もしかして罠かな…やだな

そう思った矢先、禍々しい念を持つ男がこちらへ近づいてくる。

『(もっと絶しなきゃ！)』

さらに気配を薄くする。

そうして暗い森の奥から現れたのは赤い髪に顔にペイントをした奇抜な衣装の男だった

「あれ？この辺だと思ったんだけど♠」