37話 ページ38
無機質な機械と、消毒液の匂い
目を開けると白い天井が目の前に広がった。
ここは、……病院か。
体をゆっくり起こすと、もう治療をしているのか体は痛くなかった。
けれど体が怠い。力が入らない。
ぼーっとしていると病室のドアが開いた。
「爆豪くん、目が覚めたんだね」
看護師さんだった。柔らかい口調で俺に話しかけてきて体調はどうか聞いてくる。
問題ないと伝えると笑顔で「良かった。」と返された。
「さっきまで家族の方が来てくれてたよ。弟君心配してたからね」
「じゃあ、お医者さん呼んでくるからちょっと待ってて」
そう言って病室を出て行った看護師さん。
弟が心配してた…？そうか、優しいなあ勝己は。
でもきっと看護師さんの勘違いだろう。勝己は俺のこと嫌いだし。
そのあとお医者さんがきて色々聞かれた後に病室を去っていった。もう帰って良いらしい。
しかし、治療を一気にしたせいで暫くは歩けなくなるらしい。
なので車椅子で生活することになった。
父さんが迎えに来てくれるらしいので待つことになり、待っている間は看護師さんと話していた。
看護師さんに相澤先生が無事かどうか聞くと先生の部屋に行くことになった。
車椅子を押されながら廊下を進む。
車椅子…慣れないなぁ。
続く (更新停止中)
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みけはる(プロフ) - 面白かったです!!更新楽しみに待ってます！ (2023年2月8日 2時) (
レス) @page38 id: 7728ea03fe (このIDを非表示/違反報告)
るいす0317 - だいっすき！！！！かっちゃん可愛いトムラ可愛い！！！応援してます更新待ってます！ (2022年10月29日 13時) (レス) @page30 id: 0614e5eebb (このIDを非表示/違反報告)
ゆきや(プロフ) - 続き楽しみにしてます！！ (2022年10月13日 20時) (レス) id: f29c562e47 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - すっごくおもしろいです！！！更新頑張ってください！ (2022年10月7日 23時) (レス) id: 6a97180fe7 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 僕って凄い！こんな神作品見つけちゃうんだもん (2022年10月6日 22時) (レス) id: d844317abe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：須賀 | 作成日時：2022年10月5日 21時
