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それから、大樹と千空は実験に明け暮れ、わたくしは出来うる限り彼らの生活を支えた。
わたくしが彼らを見ていた時間なんて僅かなものだろう。だけど、彼らは試して失敗して苦悩してを繰り返しながら、先の見えないゴールに向かって歩き続けていた。
そして、冬が過ぎまた春が巡ってきた頃。
一羽のツバメが羽ばたきで石片を落とし、空へ飛び立った。
「意外と早かったな。ククク…地道なもんだ」
「千空、大樹。本当にお疲れ様でした…！」
「ああ！Aもありがとうな！」
「お礼を言わなければならないのはこちらの方よ。ありがとうございます」
湧き上がってきた感謝の念で自然と頭が下がる。
「あﾞー…だから一々頭下げんじゃねえよ。とにかくだ、これでファンタジーに科学で勝ってやんぞ。唆るぜこれは…！」
さて、と千空は話題を変える。
「大樹、テメーのブドウの手柄だ。最初に助ける人間くらいテメーが決めろ」
「……いいのか？」
大樹の視線がこちらに向けられる。
確かにわたくしも家族を助けたいのは山々だけど。
「"未知の言語に呼ばれている"と言って飛び立ったお父様とお兄様と、"古文書に呼ばれている"と言って飛び立ったお母様を探す手立てがないのよ。だから、大樹。遠慮なんかしないで？」
「そ、そうか……。よし、ありがとう千空にA！答えは勿論決まっている…！」
大樹が5年と3700年想い続けた女の子─小川杠が復活する。
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せっかく書いたお話が消えるという謎の事態に直面し続けています。あれは私の夢だったのか…？
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御影ゆき(プロフ) - わたぁめ ?さん» コミュ障なので万年語彙力は瀕死ですが、そう言っていただけて嬉しいです。これからも頑張りますね！ (2021年3月30日 7時) (
レス) id: 22b9875599 (このIDを非表示/違反報告)
わたぁめ ?(プロフ) - 凄い … 語彙力が凄い … 応援してます ！ 頑張って下さい ！ (2021年3月29日 16時) (レス) id: 3d31fada56 (このIDを非表示/違反報告)
真白(プロフ) - ありがとうございます!SSも読ませてもらいますね! (2020年6月27日 12時) (レス) id: 3ab5c4a85e (このIDを非表示/違反報告)
御影ゆき(プロフ) - 真白さん» TwitterにもSS挙げてるので良かったらご覧下さいませ。アドバイスは出来ないかもしれませんが、真白さんの小説も読ませていただきます♪ (2020年6月27日 12時) (レス) id: 22b9875599 (このIDを非表示/違反報告)
御影ゆき(プロフ) - 真白さん» コメントありがとうございます。電子で漫画読みながら、ちょこちょこ書いてるだけで決して上手くはないですよー。オンラインを知らないのもあってアドバイスはあまり出来ないかと…。 (2020年6月27日 12時) (レス) id: 22b9875599 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：御影ゆき | 作成日時：2020年5月23日 20時
