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六十五話 アイドル ページ20

「そうだ、太刀川!派手に美人になったんだから写真撮ってやるよ。」

「え、マジで?撮る撮る。」

「A……男としてのプライドはねぇのかァ…」

「え?ドブに捨てた。」

「今すぐ拾ってこい。」


実弥は冷めた目て俺を見てきて伊黒は冷たいツッコミを俺に浴びせる。


「ほら、撮るぞ。太刀川なんかポーズとれ」

「じゃあ何か適当にセクシーなポーズとるわ」

「俺は何が悲しくて親友のグラビアポーズしてる所を見なくちゃなんねぇんだ。」

「目を逸らすな不死川。あれと親友になってしまったお前の責任だ。最後まで吐くのを我慢して死ぬ気で見届けろ。」

「え、そこまで言う?」



そんなに俺のこの姿見苦しい?可愛いと思うんだけど。



「俺可愛いくね?我ながらアイドルになれると思うわー」

「鬼狩っちゃって霊も祓えちゃう胡散臭い系アイドル?」

「いるわけねーだろそんな特殊なアイドル」



宇髄はバカにしてんのか俺の事を。



「つか今の姿なら女湯入れる」

「おい、太刀川。仮にも貴様は柱だろ。血鬼術とは言え鬼の力を借りてまで女体を見たいのか?」

「伊黒……俺は自分の欲に忠実に生きることに決めてんだ。だから俺は女湯へ行く…!」

「なんて真っ直ぐな目なんだ。」


しかしそれは伊黒と実弥によって止められた。「これ以上は悲しくなるからやめてくれ」と、ガチトーンで言われた。



「つか女体化って言ったら男色(BL的なヤツ)でしょ?マジで俺で変なことしないでね。」

「悪ぃな太刀川。俺嫁がいるから」

「すまない太刀川。俺には甘露寺が……」

「すまねぇ太刀川。全然興味ねぇ。」

「あれ?何この告白してないのに振られた感」


揃いも揃って女(仮)の俺に冷たすぎる。



「というかお前、いつまでも女でいる訳にはいかねぇんだから胡蝶のとこ行けよ。」

「一人じゃヤダ。誰か着いて来て。」

「休み時間の女子中学生かお前は。」


結局蝶屋敷に強制連行され、死んだ目をした胡蝶妹が秒で薬を調合して無事男に戻った。

六十六話 お泊まり→←六十四話 性別転換



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まよー - もう神作品です、夜中に笑い転げました (7月13日 1時) (レス) @page22 id: 4ebe815f43 (このIDを非表示/違反報告)
白猫さん(プロフ) - 夢主のツッコミで笑いすぎて死にそう‪w‪w‪w (2021年10月16日 0時) (レス) @page14 id: d1d66ac9b7 (このIDを非表示/違反報告)
12777ef7a7fv5w2(プロフ) - 呼吸の名前を出してください。お願いします。 (2021年2月26日 21時) (レス) id: f5ad5d7db2 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 面白すぎる、、ツッコミのキレが半端なさすぎです。 (2020年12月6日 22時) (レス) id: 739f2b6295 (このIDを非表示/違反報告)
- やばいてw 伊黒の恋愛感情=鬼舞辻無惨が藤の花の傍でタップダンスw (2020年11月29日 20時) (レス) id: 30e17e49e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:AOI 3 | 作成日時:2020年3月25日 21時

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