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「面白かったね」
映画を観たあと、カフェでお茶をしながらご機嫌な宮舘君が言う。
「だね、」
隣の席ってこんなに近かったっけ、と思うほど近くに感じて、ドキドキして全然集中出来なかった、なんて。
そんな事はとても言えないけど、ドリンクを取ろうとする度に手に触れそうになるから反対側に置けば良かったと後悔した。
「どのシーンが一番良かった？」
「え、えっと…」
言葉に詰まる私を見て、くくっと笑って口元を抑える。
ハテナを浮かべる私に「ごめん、可愛くて」なんて言うから、ますますわけが分からない。
それでも可愛いという言葉は、深澤から聞いた時よりもずっと深くに突き刺さった気がした。
「俺、あんまり集中出来なかった」
「…え？」
「Aちゃんが隣にいて、すごく近かったから」
宮舘君が言うそれが、私と同じ理由であるのか分からなかったけど、そうであればいいなと思う。
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バンビ(プロフ) - 葉月さん» 葉月様、コメントありがとうございます。これからも楽しんで頂けるように頑張ります。これからもよろしくお願いします。 (2022年4月22日 16時) (
レス) id: 0059ecb2b1 (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - 本当に話一つ一つ大好きです。これからも応援しています！無理になさらないように自分のペースで頑張ってください♡ (2022年4月22日 15時) (レス) @page49 id: e15b346611 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：バンビ
| 作成日時：2021年12月4日 22時
