転校先は美形男子だらけでした【刀剣乱舞】

生徒会委員・書記 ページ8

いつの間にか私は生徒会室と書かれたドアの前に立っていた

「これ私いいの？役員でもなんでもないのに……」
鶴「ん？まあ、大丈夫なんじゃないか？…多分」
「多分？！？！やっぱり帰……おい。」

燭台切さんは私たちに構うことなく、ドアを開けた

燭「遅くなってごめんね。連れてきたよ」
？「全く！遅かったじゃないですか！」
？「せっかくの茶も冷めてしまったぞ？……その後ろのは……」
鶴「ハハハッ！いや、すまんすまん！おっと、紹介するぜ！俺の幼馴染の…」
「あ、は、初めまして！桜木Aです！」
？「あ！あなたは朝方の……」
「え？あ！ロイヤル王子様！！」
「「「ロイヤル王子様www」」」
一「あ、えっと。私は一期一振と申します。」
「あ、じゃあ、一期さん！改めまして、朝はありがとうございました！」
一「いえ。お役に立てて良かったです」
鶴「お、おい。俺より先に会っていたのか？！」
「うん！職員室までの道を……」
鶴「一期！！ずるいぞ！！！なんで教えてくれなかったんだ！！」
一「理不尽！」
燭「まあまあ。そのくらいで」
？「はっはっはっ。愉快だな」
鶴「あ、忘れてたぜ。えっと、あいつは生徒会長の三日月宗近だ」
三「うむ。よろしく頼む」
「あ、よろしくお願いします！」

この人別格というか、雰囲気が凄いな
オーラが違う

ていうか、なんだこの生徒会室
キャラ濃すぎ
そして、眩しい！
私なんでここにいるんだ？

「あ、あのー私はそろそろ……」
鶴「三日月！こいつを生徒会委員にしてもいいか？」
三「……うむ。良いぞ」
「……は？」

今おかしな会話が聞こえてきたような……

燭「三日月さんが言うならいいんじゃない？」
一「私も賛成です」
鶴「だそうだ！これからもよろしくな！A」
「えっ？」

待って…
状況を把握しきれていないんだけど

「あのー…どういう……」
鶴「ん？今日から生徒会委員だ」
「いや、何さらっとおかしな事言ってるんですか」

普通生徒会委員とかって選挙とかやらないの？！みんなの前で演説とかして、投票してみたいな！こんな許可制なの？！って問題そこじゃない！！

燭「まあ、三日月さんの言う事は絶対だから」
一「Aさん。……いや、A。これからもよろしくお願いします」
「いや、あの。私が入ったところで何も出来ないかと…」
三「問題は無い。書記をやってくれればいい。それにAがいるだけで華やかになる」


鶴「というわけで……

よろしくな生徒会委員・書記 桜木A」

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