転校先は美形男子だらけでした【刀剣乱舞】

初めての友達 ページ4

担任「桜木のクラスは2-Bだ。分からない事は他の生徒に聞くように」
「はい」
担任「じゃあ、合図をしたら入ってきてくれ」

うわっ！ついにこの時が来た…
自己紹介ってすごい緊張する……
落ち着かないと！えっと人を3回書いて……

担任「入ってきていいぞ」
「え！！ひゃ、はい！し、失礼いたします！」

失礼いたしますってアホか私は！
もう！とりあえず、第一印象を大切にと！笑顔で

「えっと、父の転勤でここに転校してきました。桜木 Aです！よ、よろしくお願いしましゅ！」

はっ……噛んだ……
お願いしましゅってなんだ！恥ずかしい！
しかも、笑われた
もう、出だし失敗した

担任「じゃあ、席はあそこの空いてる所に座ってくれ。」
「は、はい」

私は目的の席まで歩き、席についた
うっ…視線を感じる……
その視線の中で1人こちらをじっと見てる生徒がいた
何列か先の斜め前あたりの席
彼の髪は白く、美しく、細くて、美形
な、なんですか……そんなに見られるとさすがに恥ずかしいのですが…

担任「SHRは終わりだ。次の授業の準備しろよ」

先生が出て行った瞬間、教室はガヤガヤと騒がしくなり、私の周りにも人集りが出来た
どこから来たの？とか部活入る？とか一斉に自己紹介と質問が飛び交った
待て待て、覚えきれないし、聞き取れないから！

長「おい。次移動だぞ、早く…」
モブ「もう、うるさいな。分かってるって」
モブ「ほんとは、長谷部だってAちゃんと喋りたいくせに」
長「お、俺は違うからな」
モブ「とか言っちゃってね」
モブ「彼はへし切長谷部ね。このクラスの委員長なんだけど…すごい堅物でさ。委員長っていう言葉が似合うような人なんだよ」
モブ「って、マジで時間やべー！」
友子「一緒に行こ？あ、私は友子！よろしくね！」
「あ、うん！よろしく！」

私は友子と一緒に次の教室に移動した

良かった！何とか仲良くなれそう！
とりあえずボッチにならずに済んだ…

紹介→←ロイヤル王子様だ！！！

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