ロイヤル王子様だ!!! ページ3
父「じゃあ、頑張ってくるんだぞ?」
「はーい。いってきます!」
初日ということで、今日はお父さんに車で学校まで送ってもらった
それにしても………
大きい!!!広い!!!
私立だから当たり前か……じゃなくて!!
私が住んでた所の私立高校とは大違い…
これが、東京……
新しい制服に身を包み、私は校舎までの道を歩いた
今は朝練の時間なのか、掛け声や楽器の音などがする
あー部活か… 入らなきゃダメなのかな…
別に部活がしたくないわけではない、むしろしたい
でも、家の事が忙しくする時間が無いのだ
さてと、確か…職員玄関から入らなきゃいけないんだっけ?
明日から生徒用靴箱を使うんだよね
私は職員玄関でローファーを脱ぎ、上履きに履き替えた。丁度この時間に来る先生はいなかったので会うことはなかった
えっと……職員室……どこ?
校舎広すぎてよく分からないんだけど
校舎案内の地図も見ても分からないし…
?「あの、どうかされましたか?」
「…え?」
後ろを振り向くと………王子様が立っていました
「あ、えっと、あの……」
一「あ、もしかして転校生の方ですか?」
「あ、そーです!その、職員室の場所が分からなくて」
一「そうでしたか。では、私が案内しますよ」
「あ、ありがとうございます!!」
本物の王子だ!でも、雰囲気が何かに似てる…
あ、分かった!ロイヤルミルクティーだ!あのまろやかな感じの……って、王子を飲み物にたとえるなんて失礼だね
角を曲がったり、長い廊下を歩いているうちに職員室に辿り着いた
一「ここですよ」
「ありがとうございます!助かりました」
一「はい。では…」
「あ、待ってください!お礼にこれを受け取ってください!」
私はポケットから小さな包みに入った飴を出し、彼の手の平にのせた
一「これは…」
「飴です!私のお気に入りのやつなんです!」
一「…ハハッ!ありがとうございます。美味しくいただきます」
そう言い、彼は来た道を帰って行った
……笑った
やっぱり王子様は何でも絵になるな……
私はそんな事考えながら職員室のドアを開いた
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羅亥魅@文アル布教したい。(プロフ) - ウフフ、イジメグループノ皆さぁん ソコから先ハ 泥沼ダヨォソノママ溺れて○ね (2018年5月8日 0時) (レス) id: f2314de1fa (このIDを非表示/違反報告)
鶴華月(プロフ) - 紅葉蝶さん» 応援ありがとうございます!彼らには頑張ってもらいますね!今後の展開をお楽しみください!! (2018年5月1日 14時) (レス) id: 2acc915b67 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉蝶 - ヤバイ……いじめグループの仕打ちが気になって仕方ない!みかちー達頑張って!!更新頑張ってください!応援しています(`・ω・´)Ьグッ (2018年4月30日 23時) (レス) id: 9cb858c548 (このIDを非表示/違反報告)
鶴華月(プロフ) - まりりさん» そう言ってもらえてほんとに嬉しいです!ありがとうございます!分かりました、これからいろんな人とのウフフな絡みの機会をたくさん書きたいです! (2018年4月5日 0時) (レス) id: 2acc915b67 (このIDを非表示/違反報告)
まりり - 最近では、この小説を見るのが趣味です。本当に面白いです。できれば三日月か一期との絡みを増やしてください。(デートとか)これからも頑張って下さい。 (2018年4月5日 0時) (レス) id: e768f6c8c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鶴華月 | 作成日時:2018年1月21日 22時