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友人帳6 ページ8

夏目 「ただいま」

氷華 「おかえり!夏目さん、妖が名前を返して欲しいって」

夏目 「うん、わかった」

氷華 「さ、どうぞ」

妖 「夏目様でございますか?友人帳の名を聞いてはるばるやってまいりました…名前をお返しください」

夏目 「我を護りし者、その名を示せ」

夏目さんが名前を返しているのを見て思いついた

氷華 「夏目さん!」

夏目 「疲れた…」

パタリと倒れる夏目さん

にゃ 「そのままにしておけ、そのうち起きるだろ」

しばらくして夏目さんが起き上がった

氷華 「大丈夫ですか?夏目さん」

夏目 「ああ、大丈夫」

氷華 「…夏目さん」

夏目 「何?」

氷華 「私を式にしませんか?」

夏目 「…なんで?」

氷華 「夏目さんはいつも危なっかしいです。私も半妖なので式ぐらいなら、なれるのではないかと思いまして」

にゃ 「ほらみろ、こんな半妖にまで言われているじゃないか」

夏目 「先生は黙ってて」

氷華 「私なら夏目さんを守ってあげられます。名前を呼んでくれれば飛んでいきます」

私は名前を書いた紙を渡した

氷華 「名前で縛るか、式になるか。夏目さんはどっちがいいですか?」

にゃ 「夏目が選ばないのなら、私が名前をもらうぞ?」

夏目 「先生はダメだ…もし選ばなかったら?」

氷華 「その友人帳を破り捨てます」

夏目 「!」

友人帳に乗っている名前、それを破ったらたくさんの妖怪が…

夏目 「一日だけ時間をくれないかな?」

氷華 「いいですよ」
___

「友人帳を破り捨てます」

どちらかを選ばなければ…

でも、オレは操りたくもないし縛りたくもない

田沼 「夏目、大丈夫か?」

夏目 「ん?ああ、考えごとをしていただけだよ」

田沼 「氷華ちゃんの事か?」

夏目 「…まあね、でも大丈夫だよ」

田沼 「…ちゃんと氷華ちゃんの面倒見ろよ?」

夏目 「ああ」
___
氷華 「決心はつきましたか?夏目さん」

夏目 「ああ、ついたよ氷華ちゃん。オレの式になってくれないか?」

氷華 「はい、いいですよ"主様"」

夏目 「名前は…"時雨"でいい?」

時雨 「はい、よろしくお願いします、主様」

夏目 「よろしくね、時雨」

続く

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設定タグ:夏目友人帳 , 夏目   
作品ジャンル:アニメ, オリジナル作品
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小真紀(プロフ) - はい!よろしくです! (2016年10月21日 8時) (レス) id: a061b3425d (このIDを非表示/違反報告)
影月氷雨(プロフ) - 小真紀さん» ありがとうございます!頑張ります! (2016年10月21日 0時) (レス) id: 32f944305a (このIDを非表示/違反報告)
小真紀(プロフ) - イベント参加ありがとうございます!更新頑張ってくださいませ! (2016年10月20日 22時) (レス) id: a061b3425d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:影月氷雨 | 作成日時:2016年10月20日 20時

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