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友人帳3 ページ5

夏目 「で、なんでついてきてるの?」

後ろを振り向いたら、そこには中学生くらいの少女紅雪氷華がいた

氷華 「まぁ、いいじゃん」

田沼 「おーい、夏目ー…彼女か?」

夏目 「違うよ!中学生の…」

氷華 「紅雪氷華です!夏目さんの友達ですか?」

夏目 「そうだよ」

田沼 「田沼だ、よろしくな」

氷華 「はい!」

黙っているべきか、正直に話そうか、彼女が強力な力の持ち主だということを。

その気になれば、簡単にすべてを無にできるだろう

はたから見れば無邪気な子供、中身は恐ろしい力を持った子供

田沼とじゃれあっている氷華は無邪気に笑っている

田沼 「なんで、夏目と一緒にいるんだ?今日は学校あるだろ?」

氷華 「私学校行ってない」

田沼 「え!行ってないのか?なん…っ!」

夏目 「田沼?」

氷華 「どうしたの?」

田沼の目線の先には、大きな黒い妖がいた

田沼 「氷華ちゃん、危ない!」

そういって引っ張る田沼

妖 「ゆ、友人帳…ほし…ちょうだい…ほし、ほし」

夏目 「田沼も見えるのか?」

氷華 「放して!田沼さん!こんなやつ…」

田沼 「あ、氷華ちゃん!」

氷華は田沼の手をするりと抜けた

氷華 「モードチェンジ 紅雪の姫君!」

姿を変えた氷華は立て続けに

氷華 「妖術 書き換え!」

氷華の手にはいつの間にか絵筆が握られていた

氷華 「それえ!」

妖 「うげ?あ、友人帳、いらない、名前、あげる」

氷華 「ありがと、ほら早く帰って、迷惑だから」

妖 「うん」

そういって消えていった

にゃ 「やはりか」

夏目 「ニャンコ先生!」

田沼 「ポン太!」

にゃ 「夏目、あいつは"半妖"だ」

夏目 「半…妖?」

にゃ 「おそらく、妖と人の間の子だろう、妖は高位なやつだな」

氷華 「あ、忘れてた」

突然、氷華は絵筆を向けた

夏目 「え?」

氷華 「夏目さん、田沼さん、にゃんこ、ごめんね」

にゃ 「夏目!こいつ、記憶を消すつもりだぞ!」

氷華 「書き換え!」

絵筆から真っ白な絵の具が飛び出す

夏目 「うわっ!」

間一髪避けた夏目に対して、田沼と先生はよけきれずに絵の具に当たってしまった

氷華 「夏目さん、本当にすみません、えいっ!」

夏目 「待ってくれ!」

氷華 「無理ですっ!私が半妖なのは隠さなきゃダメなんですっ!それええ!」

夏目 「うわっ!」

氷華 「避けないでください!」

続く

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設定タグ:夏目友人帳 , 夏目   
作品ジャンル:アニメ, オリジナル作品
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小真紀(プロフ) - はい!よろしくです! (2016年10月21日 8時) (レス) id: a061b3425d (このIDを非表示/違反報告)
影月氷雨(プロフ) - 小真紀さん» ありがとうございます!頑張ります! (2016年10月21日 0時) (レス) id: 32f944305a (このIDを非表示/違反報告)
小真紀(プロフ) - イベント参加ありがとうございます!更新頑張ってくださいませ! (2016年10月20日 22時) (レス) id: a061b3425d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:影月氷雨 | 作成日時:2016年10月20日 20時

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