友人帳1 ページ3
氷華 「…なんのこと」
紅い目で睨む彼女に対して先生はひるまずに
にゃ 「知っているな?神の友人帳を」
夏目 「それって…!」
にゃ 「気づいたか夏目。こいつは神の友人帳を受け継ぐ紅雪家の末裔だ」
ニャンコ先生が本来の姿になる
斑 「渡せ!」
彼女の紅い目から何かを感じた
夏目 「待て!先生!」
氷華 「我を護りし者、その名を示せ…ほおずき神!」
彼女が名前を呼んだ瞬間、風が起こった。
ほ 「どうした、我が主」
夏目 「ほおずき神…なのか?」
ほ 「?ああ、あの時の人の子か、世話になったな」
氷華 「ほおずき!乗せて!」
彼女はほおずきが乗っている雲(?)に乗った
氷華 「八ツ森へ!」
ほ「承知した」
次の瞬間突風が吹いて氷華はいなくなっていた
夏目 「先生!八ツ森だ!」
斑 「わかっている、ほら行くぞ」
____
〜八ツ森 最深部〜
ほ 「いいのか?こんなところで」
氷華 「うん!あいつらが来たら迎え撃つから」
ほ 「確かに、お前の"紅雪の力"は神さえも超えるが、あの人の子には当てないでくれ」
氷華 「なんで?」
ほ 「私を封印から解いてくれた人の子なのだ」
氷華 「ふうん、わかった」
ほ 「では、また何かあったら我が名を呼ぶがいい、紅雪の姫君」
氷華 「うん!じゃーねー!」
ほおずき神は冬の夜空に消えていった
夏目 「いた!ニャンコ先生!」
にゃ 「ん?いたのか?」
氷華 「我を護りし者、その名を…」
夏目 「待って!」
氷華 「…夏目さんに危害を加えるわけではありません。そこをどいてください」
夏目 「ニャンコ先生は、君の友人帳を取ったりはしない。だから…」
氷華 「モードチェンジ 紅雪の姫君」
紅い光が辺りを包んだ
光が消えると、氷華は赤と白の振袖を着ていてキツネのお面をかぶっていた
夏目 「氷華…ちゃん?」
氷華 「うん、そうだよ。ほら、そこのニャンコ先生だっけ?くるなら殺るけど」
にゃ 「黙って聞いていれば調子に乗りおって!」
斑 「この私が喰らってやる!」
夏目 「先生!」
ニャンコ先生が氷華にとびかかる、が
氷華 「どこ狙っているの?こっちこっち♪キャハハッ!」
斑 「どこだ?」
氷華 「ここだよ〜"紅い雪の舞"!」
空から雪が降ってきた。でもそれは、紅い雪だった
斑 「なんだこれは?うわっ!」
一瞬にしてニャンコ先生は仮の姿になった
続く
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小真紀(プロフ) - はい!よろしくです! (2016年10月21日 8時) (レス) id: a061b3425d (このIDを非表示/違反報告)
影月氷雨(プロフ) - 小真紀さん» ありがとうございます!頑張ります! (2016年10月21日 0時) (レス) id: 32f944305a (このIDを非表示/違反報告)
小真紀(プロフ) - イベント参加ありがとうございます!更新頑張ってくださいませ! (2016年10月20日 22時) (レス) id: a061b3425d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:影月氷雨 | 作成日時:2016年10月20日 20時