ここが推しと結婚できる世界線なんて聞いてない！

冗談 ページ45

A『結局、どっちが本当なのか教えてもらえなかったな〜』


その後真偽は不明なまま彼と別れ帰路についていると




もう少しで家！となったとき







ﾎﾞﾝｯ



という不気味な音がした


ｷｬー



人々の悲鳴



視界に広がる炎


野次馬のように逃げていく人々



そして燃えているのは我が家の向かい側にある家




その家が燃えていた





この国には日本のように消防車などは存在しておらず


火を消したりする作業も人力でしなければならない




さらに不幸なことに





「あの家にはまだ子供がいるらしいぞ！」




向かい側の家の子供が見当たらない



向かい側の家のおばあさんと夫婦はいるのだが夫婦の子供である男の子がいない





火事が起き


子供が家に取り残されている








これは由々しき事態だ

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