何度でも。。。12

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ーーーYOUーーー

ヒチョルが言い出して、2人で決めたことだった。

ヒチョルの帰る場所は宿舎で、わたしの帰る場所はあのマンション。

みんなにそう説明して、2人で宿舎をあとにした。

HC「ヒョクチェ、相当喜んでたな。」

思い出して綻ぶ顔が可愛い。

A「うん、準備がんばってよかった。」

みんながお酒を飲んでいる中、一口もくちにせずにこうして車を運転してくれるヒチョル。

HC「封筒って、、、なに?」

視線は前に固定したまま、真剣な表情で話を続ける。

HC「ハンギョンと何話してた?」

封筒、、、あの封筒だ。



"HG「何か、大きな決断を迫られた時、これを見て。」"



そう言ってハンギョンがくれた封筒のこと。

さっきハンギョンに言われてもピンと来なかったけど、思い出した。

それにしても今までだってあまり詮索するようなことはなかったから、少し驚いて何も言えずにいた。

HC「聞かない方が良かったか、、、。」

A「違うよ、話なんてしてないの。ハンギョンが来て、すぐにヒチョルも来たから。」

HC「、、、そうか。」

納得したような、そうでないような反応。

そのあとすぐに道端に車を止め、

HC「そこ、入ろう。」

笑顔でカフェを指差した。

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