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ーーーYOUーーー
それから数日後。
夜、いつもより早めに帰宅したヒチョル。
ダイニングに呼ばれて向かい合って座る。
HC「さっき事務所で色々話してきた。入隊、年明けたらすぐにしてもらうことにした。希望なだけで許可されるかはわかんないけど。」
来週カムバして、ツアーが始まって、、、あと半年もない。
HC「まぁ、どこに配属になるかわかんないけど、家族いる奴は希望出せるし、市内ならこっから通うから。」
ちょっと前に身体検査を受けていて、その結果が出ての決定だったみたい。
以前から話していた通り、足に金属を入れていたことから現役入隊ではなく、公益勤務となる。
HC「、、、A、聞いてる?」
A「え?あ、うん。」
HC「なんか聞きたいことある?不安なこととか、なんでも、あれば言って。」
A「ううん、ないよ、何も。」
HC「ほんと?」
A「うん、ほんと。」
HC「ちょっと長い休みとれる?ツアーの合間に5日間くらいとらせてもらえるから。」
A「どこ行くの?」
HC「どこって、、、お前の親父に挨拶しに行かなきゃ。」
あぁ、そうかって、そんな感じだった。
A「そんな、貴重な休みそんなのに使えないよ。大丈夫。」
HC「は?何言ってんの?、、、本気?」
A「、、、うん。」
ヒチョルが大きなため息をひとつついて、ピリッと空気が引き締まった。
HC「なんか、あった?」
ううんって首を横に振る。
なにもない、なにもないけど、ここ数日の急な決定事項に心がついていっていなかった。
でもそれをヒチョルに上手く伝えられなくて。
HC「、、、嫌なの?結婚、止める?」
この問いにも首を横に振る。
HC「じゃあなんで泣いてんだよ。」
そんなの、自分にもわかんないよ。
わたしなんかがヒチョルと結婚していいのか、ヒチョルにはもっと相応しい人がいるんじゃないか、ヒチョルの隣にいる資格がわたしにあるのか。
いくら考えても答えは出ない。
嬉しかったはずのプロポーズの記憶が頭の片隅で小さくしぼんでいって、思い出すこともできなくなっていた。
HC「A、ほんとどうした?」
A「わかんない、、、」
HC「ちょっと落ち着こう。って、言いたいとこだけどごめん。
明日、メンバーとスタッフが会食開いてくれるって。」
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minoko1002(プロフ) - 更新ありがとうございます。いよいよですね?(笑)(笑)正座して待ってます!(笑) (2017年5月5日 19時) (レス) id: 76f8834603 (このIDを非表示/違反報告)
シャイン(プロフ) - minoko1002さん» minokoさんいよいよです!!いよいよなんですけど、ねぇw意味深w (2017年4月25日 7時) (レス) id: cac479abcc (このIDを非表示/違反報告)
minoko1002(プロフ) - 怒濤の更新ラッシュきたこれ!(笑)いよいよ入隊に入籍! (2017年4月23日 0時) (レス) id: 76f8834603 (このIDを非表示/違反報告)
シャイン(プロフ) - minoko1002さん» minokoさん、喜んでもらえたみたいでよかったです(*^^*) (2017年4月22日 15時) (レス) id: cac479abcc (このIDを非表示/違反報告)
minoko1002(プロフ) - あかんやつやん!もう!参りましたm(__)m更新まってました!全私が泣いた(笑)(笑) (2017年4月19日 2時) (レス) id: 76f8834603 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シャイン | 作成日時:2015年12月17日 8時