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ーーーYOUーーー
HC「明日、早く起きよう。」
ベッドの中、ぴったりくっついて横になると瞼が急に重くなる。
A「んー、、、うん。」
曖昧な返事が口から漏れるとぎゅうっと苦しくなるくらいの力で抱き締められた。
HC「聞いてる?」
A「ん、きいてる。」
その力がふわっと緩んだのがわかった。
緩んだだけで、変わらずしっかりとわたしを包み込む暖かいその腕に安心する。
ここにいていいんだ、って思わせてくれる。
HC「あっちの家、片付けて、荷物運んで、、、」
A「え?」
ほとんど眠りかけていたところから、びっくりして目が覚めた。
HC「なに?嫌?」
それまでは顔が見えない状態だったのだけど、思わずヒチョルの方へ顔を向けた。
すると、すかさず唇が塞がれ、熱を帯びた舌が押し込まれる。
お互いの舌が絡まりあって、息苦しくなるほどに。
握りしめた手を、胸の辺りに見つけたわずかの隙間に差し込んだ。
HC「悪ぃ、、、。」
悪いことなんかないのに、どうもうまくいかないな。
ぴったりくっつくと髪を撫でられ、
HC「もう離さない。」
耳元でそう囁いて、額にキスを落とし、そうして眠りについた。
ーーー翌朝。
宣言していた通り、早めに起きたヒチョル。
HC「A、起きて。飯食う?」
朝から機嫌が良さそう。
A「うん、、、、いま何時?」
HC「7時すぎたばっか。早く起きて。」
頬を撫でられてやっと目を開けた。
HC「、、、まだ寝る?」
困ったような表情で見下ろされて、うんもう少し。なんて言えない。
A「んー!!」
声を出しながら両手を真上にあげて伸びをすると、立ち上がるのに手を貸してくれた。
HC「まずはあのボロい家行って、明け渡して、、、飯食って、事務所寄って。
あ、ほら、ついてる。」
ほんとにご機嫌。
今日の予定を事細かに説明してくれて、最後の最後には、いつもならこんなことないのに、、、朝食として食べていたパンに塗られたバターが唇についたのを親指で拭われた。
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minoko1002(プロフ) - 更新ありがとうございます。いよいよですね?(笑)(笑)正座して待ってます!(笑) (2017年5月5日 19時) (レス) id: 76f8834603 (このIDを非表示/違反報告)
シャイン(プロフ) - minoko1002さん» minokoさんいよいよです!!いよいよなんですけど、ねぇw意味深w (2017年4月25日 7時) (レス) id: cac479abcc (このIDを非表示/違反報告)
minoko1002(プロフ) - 怒濤の更新ラッシュきたこれ!(笑)いよいよ入隊に入籍! (2017年4月23日 0時) (レス) id: 76f8834603 (このIDを非表示/違反報告)
シャイン(プロフ) - minoko1002さん» minokoさん、喜んでもらえたみたいでよかったです(*^^*) (2017年4月22日 15時) (レス) id: cac479abcc (このIDを非表示/違反報告)
minoko1002(プロフ) - あかんやつやん!もう!参りましたm(__)m更新まってました!全私が泣いた(笑)(笑) (2017年4月19日 2時) (レス) id: 76f8834603 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シャイン | 作成日時:2015年12月17日 8時