パリピポぴぽぱぽ(PUR) ページ46
ザザー ザザー
2人無言で波の音を聞きながら歩く。
「今日の月は細いですねー」
「あ、ほんとだ。ブランコみたい！」
�睫擇気鵑�言うと可愛いな、ブランコ。
海に反射してキラキラしてる。
「あの満月の日、あずさのこと…見られちゃったよね」
「あ…は、い」
「家入ってって言ったのに」
「ごめんな、さ…」
完全にフラグ。
ザザー ザザー キラキラー キラキラー
そんな景色が涙で歪む。
「あのさ、」
「待、って…だってだって、そんな法律ないもん！」
「法律？何の話？え？え？」
「想うのは、自由じゃん…私が�睫擇気鵑里海塙イ�でいるのは問題ないですよね？！」
「…」
「私から�睫擇気鵑鮗茲蠑紊欧覆い如�こんなに好きなのに、なんで？なんでいけないの？飯田さんばっかり、ずるい！」
自分で何言ってんだろーって思うよ。
でも塞き止められない想いが溢れて大洪水。
もちろん想いだけじゃなくて涙と鼻水も。
すすり泣く私の頭を�睫擇気鵑硫垢�い手がぽすんぽすんとバウンドする。
「あのね、今日言いたかったのはそうじゃないんだよ」
「ん？」
「俺も Aちゃんのこと好きだからさ」
「はあああああああ？！」
ザザー ザザー キラキラー キラキラー
あずさは本当にいい友達。BEST会っていう会があって…まぁそれはいいか、とりあえず家族みたいな感じ。
Aちゃん勘違いしちゃってるの分かってた。でも何も聞いてこない、問い詰めたりしない、いつも通りニコニコ仕事して…我慢強い子なんだなって思った。
俺のこと好きでいてくれてるのも有り難くて、ずっと気になってた。
でも、多分俺の温度とAちゃんの温度にはまだ差があって。
それを埋めるまで少し待ってもらえないかな？
「だめ？」
いつの間にか止まった涙。
�睫擇気鵑梁気�80%の涙と20%の鼻水で申し訳ないことになってる。
「待ちます。待てます！」
�睫擇気鵑両个辰浸�の目が好きだな。
くしゃくしゃって 目がなくなっちゃうの。
「なんで私が�睫擇気鵑里海塙イ�って分かったんですか？あ！飯田さん？」
「ははは！聞かなくても分かるでしょ！」
「え！！私そんなに光線出してました？！」
「ものすごく。なんていうか、こう、キラキラキラーって 出てたよ。はははは」
例え無期懲役でも、私は待てます。
なんて 恥ずかしくて言えないけど。
End
__________
まばたきの数、ため息の温度の�睫擇気�
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作者名：もぶ | 作成日時：2017年1月24日 15時
