第３話 ここからが原作 ページ5
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終始タクシー運転手さんからは変な目で見られたが、気にせずにお礼を言ってタクシーを降り、眼前の校舎に目を向けた。
そりゃ学生が車内では意味不明な話をして、こんな時間に、しかも違う制服の高校に行くなんて普通じゃ有り得ないだろう。
勿論、高校側には許可を貰っているので、事務室で伏黒が手続きをしてる間に五条先生に電話を掛けた。伏黒も敷地内のどこにあるのか、具体的な場所までは聞かされていないらしいので先生に聞くのだ。
今日一日で五条先生がどれだけ適当な人物であるのか十二分に分かった。
「あ、もしもし先生？今例の高校なんですけど…その呪物って何処にあるんですか？」
五条『おっ、ちゃんと着いたんだ。恵どう？めっちゃ真面目でしょ』
「ノリ悪！って初めは思ってましたけど帰りに牛タン奢ってくれるらしいんで、優しさはあるっぽいです」
伏黒「だから奢らねーよ」
手続きを終えて戻って来た伏黒が顔を顰めながら飛ばした突っ込みを横目に、マイクをスピーカーにして心を配る私の出来の良さは兎も角として。
本題を無視られ伏黒の話をしてしまったので先生に再度尋ね直すと、どうやら"百葉箱"にお目当ての呪物はあるとのこと。
伏黒「百葉箱！？そんな所に特級受物保管するとか馬鹿過ぎるでしょ」
「かなり無用心ですね」
五条『アハハ、でもおかげで回収も楽でしょ』
電話越しで呑気に笑う五条先生に呆れつつ、言われた通り百葉箱がある所へ向かうと。想像していたよりも早く終わったな、と思いながら扉を開いたのだが…
伏黒「……ないですよ」
五条『え？』
伏黒「百葉箱、空っぽです」
五条『マジで？ウケるね(笑)』
伏黒「ぶん殴りますよ…」
五条『それ回収するまで帰ってきちゃ駄目だから。牛タンも無し』
「嘘でしょ！？」
伏黒「(今度マジで殴ろう)」
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ばる - えー覚えてくださってるんですか!ありがとうございます(^ ^*)少しでも作者さんの励みになっているなら嬉しい限りですよ(*´ω`*) (2020年7月28日 20時) (
レス) id: b61d069a33 (このIDを非表示/違反報告)
柊ひな(プロフ) - ばるさん» 見覚えのあるお名前と顔文字だと思ったらどちらも読んで頂いてるなんて…！！コメントとても嬉しいです！ありがとうございます。誠心誠意更新していくので宜しくお願いします！ (2020年7月27日 17時) (レス) id: 619558bbc0 (このIDを非表示/違反報告)
ばる - 作者さんの別作品（銀/魂）も読ませていただいている者です。呪/術/廻/戦もすごく好きな漫画なので嬉しいです！どちらの作品も楽しみに待ってます(*^^*) (2020年7月26日 11時) (レス) id: b61d069a33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊ひな | 作成日時：2020年5月18日 23時
