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第12話 最強登場 ページ14

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虎杖「いやなんともねーって。それより全員ボロボロじゃん。早く病院行こうぜ」



こちらもまた至って冷静に、無実を主張する様に両手を上げるが、そもそも今喋ってるのが虎杖なのか呪物なのかも、こちらには分からない。



「口調は虎杖なんだけどなぁ…」

五条「今どういう状況?」

伏黒「五条先生!どうしてここに…」

五条「来る気なかったんだけどさ。流石に特級呪物が行方不明となると上が五月蠅くてね。観光がてら馳せ参じたってわけ」



気配なく現れ、振り返ると相変わらず背が高くて真っ黒な目隠しをした五条先生がいた。因みに素顔はまだ見たことがない。近いうちに見る予定だ。



五条「で、見つかった?」

「「……」」

虎杖「ごめん、俺それ食べちゃった」

五条「…マジ?」

「「「マジ」」」



そんな先生は虎杖に顔を近付けてまじまじと観察したと思えば、笑いながら「本当だ、混じってるよ」と。サラッと言って退けた。

にわかには信じられないが、体の異常も特にないらしく「宿儺と代われるかい?」という先生の質問にも、
「多分できる」と言う。



五条「じゃあ十秒だ。十秒経ったら戻っておいで」

虎杖「でも…」

五条「大丈夫、僕最強だから。恵、これ持ってて」

伏黒「これは?」

五条「喜久福」



喜久福って確か、仙台について新幹線の中で調べてたら載っていた…名物のアレ?

写真で見た感じ色んな味があって「これ絶対買うわ」って心に決めてた…アレのこと?



伏黒「……人が死にかけてる時に土産買ってから来やがった」

「…なんか腹立つからそれ食べちゃおうよ」

五条「土産じゃない、僕が帰りの新幹線で食べるんだ。だから食べちゃダメ」



わざわざこっちを振り向く先生の後ろから両面宿儺と代わった虎杖が攻撃を仕掛けてきた。が、難なく避けて攻撃する先生。

自画自賛ではなく言葉通りの意味で最強なんだな、と先生を見て改めて思った。



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第13話 私の答え→←第11話 一人二役?二重人格?



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ばる - えー覚えてくださってるんですか!ありがとうございます(^ ^*)少しでも作者さんの励みになっているなら嬉しい限りですよ(*´ω`*) (2020年7月28日 20時) (レス) id: b61d069a33 (このIDを非表示/違反報告)
柊ひな(プロフ) - ばるさん» 見覚えのあるお名前と顔文字だと思ったらどちらも読んで頂いてるなんて…!!コメントとても嬉しいです!ありがとうございます。誠心誠意更新していくので宜しくお願いします! (2020年7月27日 17時) (レス) id: 619558bbc0 (このIDを非表示/違反報告)
ばる - 作者さんの別作品(銀/魂)も読ませていただいている者です。呪/術/廻/戦もすごく好きな漫画なので嬉しいです!どちらの作品も楽しみに待ってます(*^^*) (2020年7月26日 11時) (レス) id: b61d069a33 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柊ひな | 作成日時:2020年5月18日 23時

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