第１１話 一人二役？二重人格？ ページ13
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「なっ、はぁ！？」
伏黒「馬鹿！！やめろ！！」
突拍子の無い彼の行動に、思わず驚きという感情が口から溢れる。
アレは特級の呪物で、食べたら確実に死ぬ猛毒。そもそも食べようなんて概念が無い代物だ。けれど、もし万が一、虎杖が…いやそんな事有り得ない。
焦りや緊張やらが入り混じった複雑な感情が鼓動を早らせる中、空気の読めない呪霊が虎杖の元へ直進していき、それを彼は一振りしただけでいとも容易く祓って＿＿気持ち悪く笑った。
衝撃に続く衝撃で頭はパンク寸前だが、最悪の万が一に冷や汗が出る。
……特級呪物が、虎杖に"受肉"したのだ。両面宿儺のほんの一部だとはいえ、今の私達で敵う筈もない。
『いい時代になったのだな。女も子供も蛆のように湧いている…素晴らしい、鏖殺だ！』
私達を気に留めず…と言うより、建物と同様一々確認するものでもないのか、街を見下ろしながら物騒な言葉を吐く虎杖基、両面宿儺。
＿＿と思ったら、自分で自分の首を絞め出した。
『あ？』
「人の体で何してんだよ、返せ」
『お前、なんで動ける？』
「いや、俺の体だし…」
一人で意味不明な行動を取る姿を見て更に戸惑うも、受肉ではなく両面宿儺を内に宿す…つまり、器になったのだとしたら？…いや、でも『鏖殺だ！』とか言っていたし…
混乱しながら意見を求めるべく伏黒に目を遣ると、「動くな」と至って冷静に言ってのけ、膝立ちで虎杖に手を向け、妙な構えをする。
伏黒「お前はもう人間じゃない。呪術規定に基づき虎杖悠仁、お前を"呪い"として
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ばる - えー覚えてくださってるんですか!ありがとうございます(^ ^*)少しでも作者さんの励みになっているなら嬉しい限りですよ(*´ω`*) (2020年7月28日 20時) (
レス) id: b61d069a33 (このIDを非表示/違反報告)
柊ひな(プロフ) - ばるさん» 見覚えのあるお名前と顔文字だと思ったらどちらも読んで頂いてるなんて…！！コメントとても嬉しいです！ありがとうございます。誠心誠意更新していくので宜しくお願いします！ (2020年7月27日 17時) (レス) id: 619558bbc0 (このIDを非表示/違反報告)
ばる - 作者さんの別作品（銀/魂）も読ませていただいている者です。呪/術/廻/戦もすごく好きな漫画なので嬉しいです！どちらの作品も楽しみに待ってます(*^^*) (2020年7月26日 11時) (レス) id: b61d069a33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊ひな | 作成日時：2020年5月18日 23時
