つまり愛してるってこと【ノーマン】(相沢恋) ページ1
【著作:相沢恋】
(ワタ愛番外編です。)
「うぅっ……！」
Q. 昼休みにお昼ご飯を食べていたら、突然彼女が胸を押さえて苦しみだしました。どうしたらいいのでしょうか？
そんな質問をヤホー知恵袋なんかにでも投稿してしまいたくなるくらい突然、彼女であるAが胸を押さえて苦しみ始めた。
なに、どうしたの。
僕の彼女は、人懐っこく、誰とでも仲良くなれる。可愛いし、優しい。
誰かのために一生懸命になれる子。
でも、ひとつだけ問題があります。
それは、彼女とってもアホだという事。
「どうしたの？」
とりあえず、ヤホー知恵袋に投稿するのは諦めてそう問いかけた。
ちなみに今僕達は朝食を食べていて、当然のことながら二人きりではない。
同じテーブルにはレイも、エマだってもいる。
けどみんな、苦しみ始めたAに気づいていないのか、フツーに話し続けていた。
「く、るしい……。」
Aはそう言いながら相変わらず胸を押さえて、ハァ、ハァ、て苦しそうに呼吸しながら隣に座ってる僕の肩にもたれかかってきた。
「どこ？胸？何？ごはん詰まった？」と問いかけながら彼女の背中をぽんぽんと叩いてやった。
「ノ、ノーマンが……、」
「ん？」
「ノーマンがちゅーしてくれないと、私、死ぬかも……うぅっ……。」
何言ってんのこの子。
僕は心底そう思いながら必死に苦しむ演技をする彼女の事を冷めた目で見た。
ちらりと僕の正面に座ってるレイに視線をやったら、彼も呆れた目でこちらを見ていた。
「何それ？病気？」
「そうかも……恋の病？」
馬鹿でしょう。
そう思ったら、
「ほっとけよ。のたれ死 なせよーぜ。」
ってレイが言ってきたから僕はこくりと頷いて相変わらず寄りかかってきているAの事を押し退けた。
「やだ！」
そしたらそう言って抱き着いてきたから、「もうっ、ごはん食べさせてよ！」って思わず冷たく言い放ったらしょんぼりとしてしまった。
だからちょっと申し訳なくなって、「ごめんね？」って謝ったら、「好き。」って全然会話の成り立たない答えが帰ってきた上に満面の笑みを浮かべてたから、やっぱりこの人アホだな、って思った。
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ドラゴン - 神作品の作者さんだらけじゃないですか！全部すごく面白くて‥‥更新頑張ってください！ (2019年3月3日 9時) (
レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)
おうとつ - 作者さん豪華すぎません！？なんと言うか、私得の方々ばかりで…！！見ててすっごく楽しいです！！ぬんさんの触れたいってやつ設定から何まで素晴らしいと思いました！それに相沢恋さんのは夢主ちゃんが可愛くって面白くって！菫の花さんの話もすっごく癒されました！ (2019年2月27日 13時) (レス) id: 19c8a82e34 (このIDを非表示/違反報告)
はにかみ - 作者欄が豪華……!ワタ愛完結おめでとでーす！相沢さんの名前を見て速攻来たww応援してます！ (2019年2月26日 19時) (レス) id: a2358f35c9 (このIDを非表示/違反報告)
あやあや - ワタ愛終わってしまったので、悲しい気持ちと嬉しい気持ちがごちゃごちゃになりながら見ました！！…本当に面白かったです…。ぬんさんの小説も、シリアスで面白かったです！良いですね、こう言う番外編！ (2019年2月26日 18時) (レス) id: 34be4b000a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬん、菫の花、相沢恋 x他3人 | 作者ホームページ：http://urana
作成日時：2019年2月26日 18時
