21 久しぶりのお出かけ ページ22
Aside
一段と寒くなってきた今日この頃、ある緑から提案が。
と「Aー、」
「ん?」
と「そういえばさ、この間近所のチラシ見たんよ」
「うん」
と「そんでさ、ここら辺でイルミネーションやるんだと」
「おー、確かにもうそんな時期か」
と「だからー、その...今度一緒に、見に行かね?」
「何照れてんのー笑 いいね、行こ!」
と「よっしゃ、じゃーいつにするか...」
という事で、今日当日な訳ですけども。
久しぶりに緊張しております...
服もメイクも髪も今日の為に必死に決めてセットしまして...完璧なはず、
いやだって!友達にも聞いたし!大丈夫!な、はず...
集合場所も間違えてないよね!?時間も大丈夫だよね!?駅集合だよね!?
なんて考えているうちに見知った車がこちらへ
窓が開いたと思うと、そこには大好きな恋人の顔が。
と「ごめん、おまたせ。」
「私もさっき来たばっかりだから、大丈夫だよ」
と「そっか、ありがとな。じゃあ乗って」
「はーい、お邪魔します」
と「ん?ちょちょちょ待って」
「え、なに?」
と「いやなに?じゃなくて!お前なんちゅー格好してんの!?」
え、なんか私やばい格好してる!?えでも友達に相談したり見てもらったりしたんだよ???
しかも友達服飾デザイナーだよ!?おかしい訳ないよね!!!!!
「え?え?」
と「いやだってお前...それ...足!!ブーツは可愛いからいいけど太もも出すな!!!」
「え?えっだって...せっかくのデートなんだからオシャレしたいじゃん」
と「いやいやそれは嬉しいけど!!だからって太もも出すことないだろそれ!」
「あれ、もしかして...?笑」
と「いーや!?妬いてないけど!?なにか!?」
「もーとしちゃん可愛い〜」
と「うぜぇ...しかもお前手も...手袋ぐらい持ってこいや...」
「まぁまぁそんなに心配しなくても!私暑がりだし!」
と「はぁ...わぁったよ、その代わり後で寒い寒いって騒いでも知らねぇからな」
「大丈夫だよー!ほら、行こ!」
と「ったく...行くぞ」
「はーい、運転お願いしまーす!」
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作者名:ぬん。 | 作成日時:2022年5月4日 21時