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20 幸せな朝 ページ21
Aside
「んん…」
朝か……お？リビングからなんかいい匂いがする。
重い身体を引き起こし、朝の支度を済ませてから
リビングに行ってみると、
と「あ、おはよ。体大丈夫？」
キッチンで料理をしているとしみつがいた。
「んー…大丈夫……じゃない。」
と「え？」
「動けなーい、誰か助けてくれないかなー？」
と「！お前…しょうがねぇなぁ」
としみつはそう言うと、やっていた事を止めてこちらに近づいてきた。
と「よいしょ、」
「わっ」
じょ、冗談だったのに…！
しかし体格差もあり、抱えられてしまえば何も出来ない私。
と「ほい、座って待ってて」
「はい…待ってます、調子に乗りました…」
と「ふはっ、じゃもうすぐ出来るから」
「はーい笑」
幸せ過ぎて、思わず笑みが零れる。
と「よし、出来たよー」
そう言いながら、料理を持ってきてくれるとしみつ。
「わ、美味しそう…！」
きつね色の食パンに、砂糖とバターが乗っている。
The朝ごはんって感じ。
「ありがとう、としみつ。」
と「、おう。」
「何照れてんのー笑」
と「違うわ！ほら、さっさと食え！」
「はいはい笑」
「「いただきます。」」
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作者名：ぬん。 | 作成日時：2022年5月4日 21時
