13 救いの手 ページ13
としみつside
なんで、なんで...あれだけ用心したのに、帰ってきたら居ないなんて...
A...どこに行ったんだよ、?ああぁ...俺がコンビニなんて行かなきゃ良かったのに...!
そうだ...Aのスマホ、!Aの知り合いに聞けば、居場所の見当が付くかもしれない...!
俺はすぐさまAのスマホを手に取り、適当に仲のよさそうな人に電話をかけた。
と「本当ですか...!わざわざありがとうございます、!」
居場所が何となくわかった気がする...A、絶対助けてやるからな、!
ここだ...!確かな証拠は無いけど、ここだ。
A、今行くからな...!!!
...
Aside
「としみつ...!?」
元彼「いい所でオマエって奴は...!僕とAの大切な時間を邪魔するな!!!」
と「っざけんなよ!!!」
と「お前のせいで...お前のせいでAがどんだけ苦しんだと思ってんだ!?」
元彼「ぼ、僕はただAを救おうと...」
と「救おうなんて言うのはお前のエゴだろうが!そんなのAは求めてねぇんだよ!」
元彼「は、はぁ!?そんなわけないだろ!」
と「...あのさ、そんなわけあるから言ってんだわ。」
元彼「ふざけn と「とにかく...」
そっと私の肩にとしみつの手が添えられた。
と「こいつは俺のだから。」
「!?〜〜〜っ...!」
元彼「!!僕のAに! と「触んな。警察に外で待機して貰ってるから、来い。」
元彼「くっ、くぅ...全ては完璧だったはずなのにぃ!」
と「抵抗すんのか?あ?抵抗したらここでぶん殴って無理矢理連れてくけど。」
元彼「っ...!、はい...」
...
警察「ご協力、ありがとうございましたッ!」
と「いえいえ、とんでもありません。」
警察「来なさい。詳しい事は署で聞くから。」
元彼「は、い...」
と「...はぁ、」
「おわっ!?」
例の元彼が乗ったパトカーが去ったと思ったら、突然としみつが抱き着いてきた。
と「全く...お前はどんだけ俺の寿命を縮めたら気が済むんだよ」
「ご、ごめんなさい...」
と「ほんとに、ほんとに心配したよ...今はちゃんと着てるけどさ、服も脱がされてたし」
「とんだご無礼を...」
と「まじで、お前があいつに感じさせられてたとか考えただけで殺意が湧く」
「ほんとごめん」
と「いやお前は別に悪くないけど...まじ帰ったら覚悟しとけよな」
「え」
と「嘘だわ笑 ゆっくり休めよ。」
「うん、ありがとう、」
と「ん。」
やっぱり私、貴方がほんとに大好きです。
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作者名:ぬん。 | 作成日時:2022年5月4日 21時