世界の破壊者、審神者になる。【仮面ライダーディケイド刀剣乱舞クロスオーバー】 (ページ8)

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第6話ページ8

士が部屋で自分が本丸に来てから撮った写真を見ていると「失礼するぜよ。」と陸奥守が部屋にやって来た。

士「どうした、陸奥守？」

陸「ガッははははっ！何、おまんの撮った写真を見に来ただけじゃきにぃ。」

陸奥守が士の撮った写真を見てみると「ほぉ～」と感嘆の息を漏らす。

陸「どれもよぉ撮れとるのぉ。加州はこうして見てみると男前じゃのう。」

士「そ、そうか。ま、俺は完璧な天才だからな。」

陸「ほいたらその天才に落とし物があるっちゅうのはいかんのう。」

士「何？」

陸奥守は懐から二枚のカードを取り出した。

士「これは…武神鎧武とダークディケイドのカード……どうしてこれを？」

陸「さっき長曽袮がこれから出陣するから代わりにおまんに渡してくれっちゅうて渡されたきにぃ。」

士は「そうか。」といい冷静を装ってはいるが若干ホッとしているようにも見える。

陸「おまんのその表情からするとその二枚のカードは失くしたらマズいもんなんじゃろ。失くさんように気をつけい。」

陸奥守は厳しくそう言うと何時もの陽気な雰囲気に戻り「ほいたらな。」と言い部屋を後にした。

士「あぁ、このカードは失くしたらマズいものだ。特に尋常じゃない野心を持っている奴らに渡ったらな。」

士は厳格な表情で二枚のカードを見た。