☆3 ページ39
「まぁ、疲労からと、忙しくて寝てないって言ってたから、大した事はないし。スケジュールも落ち着いたって聞いて、ちゃんと休めば大丈夫だよ。」
私に気を使ってなのか、
優しく言ってくれた。
「Aちゃん、王子様の事、ちゃんと支えてるね。」
あ「え？」
「言ってたよ。Aちゃんが頑張ってくれてるからだって。Aちゃんがいてくれるから、ちゃんとやれてるんだって。良い奥さんになれるよ。」
先生はにっこり笑うけど・・・
私、何もしてない。
熱出した事も知らない。
直ぐに、不安になって、逃げ出してしまう・・・
逃げ癖は、私の悪い癖だって、わかってるのに、
大人になった今も、私は何も変わってない。
10年前と、同じ事、しようとしてた・・・
こんな私が、支えてるなんて、思えない。
先生は、
「Aちゃん次第なのかもしれないね。」
あ「何がですか？」
「君達の未来を、僕はね、楽しみにしてるんだよ。」
私達の「未来」・・・
目を背けてた現実。
本当は、わかってる。
私のタイミングじゃないって。
まー君は、あの部屋を買った時に、言いたかったはずなのに・・・
私が、先延ばしにしただけ・・・
診察室を出て
ぼーっとロビーで会計を待つ。
この病院に通い始めて、14年が経った。
この病院で、私達は、出会った。
・
家に帰り、ずっと入れてなかったスマホの電源を入れた。
もう、何日連絡してない？
心配と焦り。
それでも・・・
自分からは連絡をする事が出来なくなってた。
今したら、、、たくさん困らせそう。
負担は掛けたくない。
久しぶりに電源が入ったスマホには、たくさんのメールとライン
あぁ・・・ごめん。
と思いつつ、緑のアイコンをタップする。
取り敢えず、1番上にあるトーク画面を開くと、
田中―19日午後出社
簡潔過ぎだろ・・・
それに、了解のスタンプを送る。
画面を戻して、次の人をタップ。
潤―見たら連絡。
これも、簡潔過ぎだろ・・・
と思ってたら、
PLULULU・PLULULU
突然の着信音。
画面には、
潤君
あ「はい・・・」
潤『・・・』
あ『・・・』
いや、無言って！何か話してよ！！
潤『・・はぁ』
聞こえて来たのは、ため息。
何なのよ！！
あ「何？溜息？それだけ？」
いや、掛けてきて無言からの溜息なんて文句も言いたくなるでしょ！
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菜菜(プロフ) - あっちゃんさん» きゃー！文章の下手さと、付箋回収してないのと、矛盾してるのがバレる！（笑）色んな意味でお恥ずかしいですが、楽しんで下さいませ(^^) (2017年8月6日 10時) (
レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん(プロフ) - こんにちは。最初から読みたくてやって来ました。わすれてることもおおくて！じっくりと、腰をすえて読むぞー！ (2017年8月6日 8時) (レス) id: cd7b6e55f7 (このIDを非表示/違反報告)
菜菜(プロフ) - ひろさん» ひろさん、ありがとうございます(*^^*) キュンキュン出来ただなんて…もう感激です！ｳﾌﾌ…気付きました？期待度高いでしょ？ (2016年8月18日 18時) (レス) id: 71e258e047 (このIDを非表示/違反報告)
ひろ(プロフ) - 菜菜ちゃん♪作家デビューおめでとう*\(^o^)/*キュンキュンする朝の風景に癒されたよー♪そして！超嬉しい！ありがとう〜。(*^o^*)／ (2016年8月18日 16時) (レス) id: fe36beb909 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜菜
| 作成日時：2016年8月18日 11時
