これは運命でしょうか？ 19

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なにそれ可愛いじゃん、なんて笑い合っていたけど海生くんはこんなことも聞いてくる。









海「ちなみにさ、結婚発表されてからファンの人の
　 反応とか見たり聞いたりした？」









内心、心臓がギュッとなった。









『ううん、見てもないし聞いてもない。
　なんだか怖くて、触れないようにしてる。』









海「あはっ、渡辺さんも同じこと言ってたよ。笑」









『そうなの？笑』









海「うん、でもね渡辺さんはその後メンバーたちと
　 見てた。笑
　 だからAちゃんも勇気を出して、俺と
　 一緒に見てみない？」









『うーん、、。』









海「誰かと一緒なら少しは怖くないでしょ？」









『翔太も見たんなら、私も見てみようかな、、、。』









海「よしっ、そうこなくっちゃ！笑
　 それにAちゃんが思ってるほど、ファンの
　 人たち冷たくないかもよ？笑」









少し意地悪っぽく笑う海生くんの顔を見たら、何だかちょっとだけ強くなれた気がした。









こうして私たちは隣同士で並び、海生くんのタブレットを覗き込んだ。









はぁ、、ドキドキする、、。









それでもこれから先の私の人生、アイドルを本職としている翔太と結婚したのだからこうゆうことも乗り越えなくちゃダメだよね。









思わずつぶった目を恐る恐る開いてみる。









今、私の目にうつっている言葉たちは現実ですか？









そう思ってしまうほど、SnowManファンの方たちの言葉は暖かかった。

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