15-47 ページ50
重『ここに座って待っていてください…あ、砂浜が熱いかもしれないので良ければ俺の手ぬぐいをどうぞ』
そう言って重くんは自分の頭に巻いていた手ぬぐいを取り外し砂浜に広げる。
わっ…重くんが手ぬぐいを外した姿って初めて見るかも…はぁ〜カッコイイな？？？？いやまぁ出会った時から思ってはいたけどイケメンが多いこの世界何なの。
重『Aさん…？どうかされましたか？』
ぼんやりと重くんを見ていると、そんな私の視線に気づいた彼は不思議そうに私を見て首を傾げる。
「へ？！あ、いや、何でもない…あの、でも、私が座ると汚れちゃうよ…」
思わずじっと見ていた私は慌てて何でもないと両手を顔の前で左右に振り、わざわざ砂の上に敷いてもらった手ぬぐいを指さした。
重『それくらい大丈夫です。Aさんの着ている綺麗な着物が汚れる方が俺は嫌ですから』
ニコッと笑って彼の放った言葉に胸を鷲掴みされる感覚に陥った。
なんちゅー台詞をサラッと言うんだこの子は！！！！
イケメンすぎて言葉も出ないわ。
「あ、ありがとう…じゃあ、座らせてもらうね」
重『はい。俺は薪を置いてきますからどうぞごゆっくり』
そう言って重くんは薪を持ってどこかへ向かって行く。その後ろ姿を見つめていると、頬にひんやりとした物が当てられ肩を揺らしながら思わず声を上げた。
「ぅ、ひゃぁ？！」
義丸『はははっ、驚かせちまったか？』
見上げるとそこには竹筒を持った義丸さんが笑って立っていた。
「びっ、くりしたぁ…も〜驚かせないでくださいよ」
義丸『悪い悪い。ほら、水。海水で冷やしておいたから冷たいぞ』
「わ〜ありがとうございます」
差し出された竹筒をお礼を言いながら落とさないように両手で受け取る。
手のひらに伝わる冷たい竹筒が心地好い。竹筒を口に付け中の水で喉を潤す。仄かに鼻をかすめる潮の香りに頬が緩んだ。
義丸『……………』
すると、立って私を見下ろしていた義丸さんがしゃがみ込み私の顔をじっと見つめてくる。
まじまじと見つめられて気恥ずかしくなった私は目線をあちこちに泳がせ、なるべく彼と目が合わないようにした。
「あ、あの…私の顔に何か付いてます…？」
ーーーーー
義丸はこのくらいフランクに接して欲しいっていう願望
そしてお話がいっぱいになったので移行します！
文字数の関係でお礼は後ほどさせてください！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 77人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
のんさん(プロフ) - りっかさん» りょーかい！探して見る👀👀 (2023年1月17日 16時) (
レス) id: fe8741111e (このIDを非表示/違反報告)
りっか(プロフ) - のんさんさん» アイコンは忍たまの30期の画像にしてる(した)〜名前はりっか、ricca7759どっちかで検索したら出てくるかな🤔 (2023年1月17日 11時) (レス) id: 478fa1c1b9 (このIDを非表示/違反報告)
のんさん(プロフ) - りっかさん» うそーーん！鍵ちゃうよーー！共通の人見つけれんかなぁwりっかちはアイコンと名前なにー?? (2023年1月16日 20時) (レス) id: fe8741111e (このIDを非表示/違反報告)
りっか(プロフ) - のんさんさん» のんちゃん見つからない！www鍵垢？ (2023年1月16日 18時) (レス) id: 478fa1c1b9 (このIDを非表示/違反報告)
のんさん(プロフ) - りっかさん» わーいぃぃ！www 私の垢教えようか...！のんたんって検索して、シナモンのアイコン！プロフ見たら5/10 って書いてる！守一郎がいたら完璧にそれだ！ww (2023年1月16日 16時) (レス) @page48 id: fe8741111e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りっか | 作成日時：2022年11月5日 11時
