【忍たま】事務員兼何でもお助けピンチヒッター係って何だよ？！その15(夏編)

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三郎次『なぁ、左近。2年生全員でお見舞いに行っても良いのか？』

久作『普段なら医務室は関係の無い人は立ち入り禁止だろう？』

左近『大丈夫。新野先生にちゃんと許可を頂いているから』

四郎兵衛『A先輩、大丈夫かなぁ〜...僕たちに出来ることって何だろう？』

伝七『は組は朝にA先輩のお見舞いに行ったんだから今は僕たちに譲るべきだろ』

左吉『そうだぞ。それに、あほのは組は直ぐに騒ぎを起こすんだからA先輩に迷惑だろ』

きり丸『へん！俺たちは新野先生から直接許可を貰ってんだよ。そういうお前達はちゃんと許可を貰ってここに来たんだろうな？』

彦四郎『そう言われると...許可は貰って来てないから貰いに行った方が良いかな...』

一平『でも、先輩方の中には許可を頂いていない人も居るみたいだし良いんじゃない？』

しんベヱ『でもでも！許可を貰ってないのと貰ってるのとじゃ貰ってる方が良いと思う！』

きり丸『お！しんベヱ頭冴えてるなぁ！』

しんベヱ『えへへ...それほどでも』

伝七『それくらいで照れるなよ...』

乱太郎『も〜...医務室の近くで騒がないで欲しいんだけど...』

伏木蔵『みんながA先輩を心配してるのってとってもファンタスティックだね〜...』

怪士丸『乱太郎の言う通り、騒ぐのは良くないからジャンケンで決めようよ〜...』

孫次郎『賛成〜...』

平太『ま、負けたらどうなるの...？』

左吉『負けたら放課後、勝ったら今からだろ。ま、補習ばかりのは組は負けたら今日のお見舞いは諦めることだな』

きり丸『俺たちが負ける訳ないだろ！よし、行け！乱太郎！』

乱太郎『えぇ？！何で私が？！不運なの知ってるくせにぃ〜...！！』

ほらね。みんな集まってきた。とても賑やかな声が姿が見えなくても聞こえてくる。
思わず手を口元に当てて小さく笑ってしまった。

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