【忍たま】事務員兼何でもお助けピンチヒッター係って何だよ？！その15(夏編)

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タカ丸『も〜...医務室の前でそんなに騒いだら怒られちゃうよ？』

守一郎『三木ヱ門と滝夜叉丸は何でいつもいがみ合ってるの？』

喜八郎『頭のネジが5本くらいないからだよ』

滝夜叉丸『聞こえてるぞ！喜八郎！』

三木ヱ門『そうだ！滝夜叉丸はともかく私は至ってまともだ！！』

滝夜叉丸『私はともかくとは何だ！！』

文次郎『おい、お前たちいい加減にしないか！』

放っておいても静かになりそうになかったので、文次郎くんが医務室の障子を開き4年生たちを叱りつける。

三木ヱ門『こ、この声は...潮江先輩？！』

喜八郎『おやまぁ、先輩方みなさんお揃いで』

廊下には喜八郎、守一郎、タカ丸くんの3人の姿。三木ヱ門と滝夜叉丸は居ないのでやっぱり落とし穴に落ちたのかな...。
ん〜...4年生まで来たとなると他の学年も...なんてそんなことあるわけないか〜。

左門『医務室はあっちだーーー！！』

三之助『医務室はこっちだーーー！！』

作兵衛『左門！三之助！医務室はそっちじゃねぇ！！！！』

藤内『お見舞いの予習もして来たからバッチリだ』

孫兵『A先輩にとっておきの花を用意したんだ。喜んで下さるかな』

ジュンコ『シャー！』

孫兵『そうだね、ジュンコも一緒に選んだんだからきっと喜んで下さるよね』

数馬『ち、ちょっと！みんな医務室に行くなら静かにしてくれよ〜！』

そう思ったのも束の間、3年生のガヤガヤとした声と足音が聞こえてくる。
こうも予感的中するとなると後のことも考えずとも分かる。

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