21話 ラリー2 ページ24
------NOサイド------
その時、誰もが避けろと思った。
星音を除いて………
星音「まだラリーを続ける気なのですね。ハァッ!」
パコーン
その音がテニスコート中に響く。
それは決してラリーが終わったという合図ではなく………
星音「まだ、もう少しだけラリーに付き合いましょう♪」
ラリー続行の合図だった。
全員「!?」
樺地「ありえん!あの跡部の本気の打球が………」
------更に続いて------
跡部「まだまだぁ!」
星音「その心意気…かなりの気迫がありますね。」
もう、跡部は全力を出しきっている。だが、星音はそれを難なく打ち返す。もう、それは何処か星音じゃないように妖しく笑っていた。
星音「ですが、そろそろ貴方の体力も限界なので………」
跡部「どうするって言うんだ!」
星音「実力の2%程出しましょう♡」
全員「!?」
皆、当然のように驚くだろう。なんせ跡部の全力に星音の2%………笑えるにも程のある冗談に近い言葉だった………
もう、40分近くラリーしている。もう、体力の限界も来てしまう頃……男子vs女子………現テニス部vs経験者?………実力が違いすぎている。だが、それを星音は難なくその障害を感じさせない程のラリーをしていた。
星音「たった1手で決めましょう。」
星音「では、ゲームセットです。ハッ!」
ストン………
今度こそ、ラリー終了の合図だった。
全員「………え?」
それは絶句する。だって誰もボールが見えずに跡部のコートに決めたからだ。
星音「これで終わりです。跡部さん立てますか?」
しかも当の本人は、息切れすらしていない。
誰もが一瞬夢だと思ってしまうほどあり得ない出来事が目の前で起こった………
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松坂咲菜 - 手塚が顔を赤らめているの初めて見た (2019年2月25日 17時) (レス) id: 78abc659be (このIDを非表示/違反報告)
瑠美 - 14話の、『書き直し』文字消したら、どうでしょうか?(´・ω・`)? (2015年7月3日 17時) (レス) id: eec2ec89e1 (このIDを非表示/違反報告)
瑠美 - 何れは、ばれるとは、思って云ったけど、こんなに、早く、ばれるとは、思っても、見なかった。(^o^;) (2015年7月1日 17時) (レス) id: eec2ec89e1 (このIDを非表示/違反報告)
瑠美 - 凄~く、楽しみですわ。(゜∇^d)!!(≡^∇^≡)(≧∇≦)早く、続きが、読みたいです。♪(o・ω・)ノ))♪Ю―(^▽^o) ♪此れから、素敵な、お話(物語)を、作って、書いて下さいね。(*^_^*)応援しています。(*^O^*)(*^^*) (2015年6月19日 5時) (レス) id: eec2ec89e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アリス | 作成日時:2015年6月18日 22時