お昼は棒棒鶏と焼魚by私 ページ7
ランニングから帰ってきた皆さんは汗だくで、タオルで身体中を拭ってる。
水を入れた紙コップを持って行くと、一瞬で売り切れた。
「ご近所さんに何にも言われませんか？」
上「大丈夫だったよ」
今「そもそも、人いなかったし」
へぇー、不思議。
うちの近所やったら、絶対大事になってんのに。
ちょっと早めの時間帯やったから？
それとも、野球に興味ないとか？
…いや、ちゃうな。
リッチなピーポーが多いからや。
車通勤と社長出勤か…あぁ、羨ましい！
鳥「どうした、変な顔して」
「いいえ、何も。ごはんは出来てるんで、いつでも好きな時に…」
良「食べる！」
西「俺もー！」
どうやら、皆さんは休憩もせずに食べるらしい。
人によって調子もちゃうやろうから、とりあえずメニューは3通り作ってみた。
�‘�・魚よくばりセット
��肉or魚セット
�７擇瓮汽薀瀬札奪�
「…以上になりますけど、どうされます？」
�．瓮縫紂爾鮨与�分作ってあるから、余ったって潰しはきく。
良「俺と剛は、よくばりセット！」
鳥「あとは、肉2つと魚3つ」
あのほっそい上本さんや大和さんですら、がっつり肉セットで、おまけに置いてた食後のフルーツもキレイになくなった。
結論…野球選手、恐るべし。
◆◇◆
片付けを終わらせて、皆さんと喋ってたら、あっという間に球場入りの時間。
ついでに、私も遅めの大学出勤。
電車で行こうと思ったら、有無を言わさず能見さんの車に乗せられた。
窓の景色は見慣れないけど、何かしっくりくる。
「ねぇ、能見さん？」
能「ん？」
「ドライヤー、使ってますか？」
能「何で？」
だって、最新のイオンドライヤーやったし、使ってる雰囲気が全然なかったもん。
「いかにも新品やったから」
能「うん。Aが泊るから買った」
「やっぱり！わざわざ買わんくても…」
能「ええねん」
能見さんはちらっと私を見て、ふふっと笑った。
どこに笑う要素があるん？
分からんわ。
能「次は1人でおいで」
「え？皆さんは？」
能「いらん。うるさいから」
笑ってたのに急にむすっとして…。
「そうですか？私は楽しかったですよ」
能「A、動きっぱなしやったやん」
「まぁ、確かに…」
能「だから、2人でゆっくりしようや」
「分かりました」
なのにまた笑って…。
能見さんって、こんなに変わる人やっけ？
何か、子どもみたい。
能「はい、到着。頑張ってきぃや」
「能見さんも」
気づけばもう、大学の前。
能見さんに肩を叩かれて、私は車を出た。
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Quintet(プロフ) - ゆかさん» コメント、ありがとうございます。あちゃー、私のルーティンがバレてしまいましたね(笑)。あともう半日、あと数時間を過ごす一息になればと思っています。これからも、よろしくお願いします。 (2016年10月14日 16時) (
レス) id: 7f540aaaaf (このIDを非表示/違反報告)
ゆか - 毎日更新されるのが楽しみです！ 毎日4時過ぎにこのお話更新されているか見てしまいます。笑 これからの楽しみにしています！ (2016年10月12日 15時) (レス) id: c3eab76729 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Quintet | 作成日時：2016年10月4日 15時
