小話by私 ページ27
ベイスターズさんの練習を隅っこで観察してたら、登場してきたラミレス監督と眼が合った。
ラ「モシカシテ、Aサン?」
「はい。阪神広報のAです」
ラ「OH!」
ウィンクとあの《ゲッツ》をされて、とりあえず、会釈して笑顔を返す。
ラ「マイフレンズ!」
途端に、ラミレス監督がハグをしてきた。
今日初めて会ったし、フレンズになった覚えはないんやけど…ま、いっか。
ラ「ボクノコト、シッテル?」
「はい。現役時代から知ってますよ」
ラ「ヘイ!ラミチャン、ヨンデ!」
ハグの次は、ハイタッチ。
何か分からんけど、距離が一気に縮んだっぽい。
よしっ!
ここのまま突っきったろ!
「ラミちゃん、写真OK?」
ラ「イエス!」
ラミちゃんと自撮りしたけど、また見切れてる。
何度も撮ってんねんけど、全然上達してへんわ。
「サンキュ、ラミちゃん!」
ラ「ドゥイタシマシテ。ワンモア」
今度はラミちゃんのスマホで、自撮り敢行。
見せてもらったら、こっちの方がキレかった。
画素数とかじゃなくて、見栄え的な話ね。
ラ「ランチ、イッショニタベヨウ」
急に振ってきたな、おい。
でも、取材するには絶好のチャンスや!
「オッケー!取材してもいいですか?」
ラ「コ…コ…コモレ?」
「そうそう!KO・BO・RE・BA・NA・SHI!」
「OH!ソレデス!タノシミデス!アトデ、アイマショウ!」
ラミちゃんが、ようやくチームの練習に戻っていった。
ホントは、筒香さんの取材やってんけど、思わぬ収穫やから、まあええわ!
めっちゃ質問したんねん!
◆◇◆
ラミちゃんとのランチタイムは、めっちゃ楽しかった!
あまりにもおもろくて、2人ともが変なテンションやったわ。
それからすぐ、球場の控室に戻ってきて、《こぼれ話》を執筆する。
レコーダーも録ってるけど、興奮冷めやらぬ内に書きたい。
ラミちゃんも《こぼれ話》を読んでくれてるんやって!
早よ書いてupしたい!
でも…。
「やっぱ、ラミちゃん、サバ読んでるわ」
あれ、40歳後半やわ。
年齢の空気がそんな感じやったし。
うちの監督と似たような年齢とちゃう?
顔も40前半とちゃうしね(笑)。
まぁ、こんなことは記事にも書かへんし、私の中に押し留めといたろ。
「えっとー…盛り上がったラミレス監督は、生クリームに顔を突っ込んで…」
ホンマ、何でこんなことになってんやろ(笑)。
証拠写真もあることやし、記事的にはおもろくなるから構わへんけど。
ラミちゃん、おもろすぎやわ。
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Quintet(プロフ) - ゆかさん» コメント、ありがとうございます。あちゃー、私のルーティンがバレてしまいましたね(笑)。あともう半日、あと数時間を過ごす一息になればと思っています。これからも、よろしくお願いします。 (2016年10月14日 16時) (レス) id: 7f540aaaaf (このIDを非表示/違反報告)
ゆか - 毎日更新されるのが楽しみです! 毎日4時過ぎにこのお話更新されているか見てしまいます。笑 これからの楽しみにしています! (2016年10月12日 15時) (レス) id: c3eab76729 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Quintet | 作成日時:2016年10月4日 15時