曲者揃いのスリザリンは時間の旅に出るらしい。 (ページ41)

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セドリック・ディゴリーページ41

ス「もし予言が不可避ならば、僕たちがそれに干渉しようとしているのはなぜだ？お前は矛盾してる。この迷路で僕らを引き連れているのは、予言を実行させる必要があるとお前が信じているからだ＿＿＿その論理で予言は破ることができる」

デ「しゃべりすぎだぞ小僧。クルーシオ！」

「スコーピウス！！」

スコーピウスは痛みに悶える。

デ「A、お前は呪文も天才的だし、頭がいい。いい未来をつくれると思わないのか」

Aは苦しむスコーピウスを見て、デルフィーを鋭く睨む。

「思わない！今までも、これからもね」

デ「逆らったらどうなるか忘れたのか？」

「どうせ皆殺しなら逆らってやる」

ス「アルバス！僕らはこの試練に合格する！」

アルバスは自分がすべきことに気づいてスコーピウスを見て頷く。

デ「それならお前たちは死ぬ」

ア「そうだ。僕たちは死ぬ。お前を阻止したことを知って、喜んで死ぬ」

デルフィーは怒りに満ちて宙に舞い上がる。

デ「こんなことをしてる時間はない、クルー＿＿＿＿＿」

その時だった。

謎の声が武装解除をしてデルフィーの杖が奪われる。

スコーピウスは驚いて目を見張る。

セド「ブラキアビンド！(腕縛り)」

デルフィーが縛り上げられ、三人は一緒に振り向く。

そこにはハンサムな青年、セドリック・ディゴリーがいる。

セド「近寄るな」

「でも、あなたは...」

セド「セドリック・ディゴリーだ。戦え」

アルバスは驚き、セドリックと向き直る。

ア「セドリック？」

ス「あなたが僕たちを救ってくれた」

セド「君たちも課題か？打ち負かせばいいのか？」

「あなたの課題は私たちを解放することです！」

セドリックは考えた末、杖を振り、呪文を唱えて三人の体は自由になる。

セド「もう行ってもいいかな？」

三人はセドリックを見て胸が張り裂けそうになる。