おつまみより美味しいモノ。２

9. 姫への嫉妬？ - JN side - ページ9

- Junhui side -



俺なりに勇気を出して
寂しかった？
って可愛く訊いてみたのに、

あんまり興味無さそうに
私にはビールがあるから、って。



お酒に負けてるのか俺は… ！←


悲しい… うー…



笑い転げてみてるけど、
本当はこのままカーペットを
ぐるぐるに巻き取って寝込んでしまいたい (凹)




コロコロしてたら
最後の大根キムチをつまみ上げていたから
ダメもとで口を開いて待ってみた。



『あーーー… ん』



言い終わると同時に
口にぽいっと投げ込まれた大根。

なぜか一緒になって口を開いているAがかわいくて。

… 食べたかった？(笑)




『本当は』



気付いたら勝手に口走ってた。




『おかえりって言って欲しかっただけなんだけどね？』







─ ああ、これは言わないつもりだったのに。




でもこの前、ハニヒョンが平然とAの箸でキムチを食べたことが気になってたから。


うん、だから。

Aに食べさせてもらえて俺は。





… さて、どう収拾をつけようか？

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