先生といっしょ♪ ページ29
放課後、バラム先生と今日の出来事を喋り倒して
やっぱりカルエゴ先生に一言お詫びに行こうと決めた。
すれ違った悪い笑い方をしているダリ先生とスージー先生の会話で
その名が出たので気になって
「カルエゴ先生がどうかされたんですか？」
かれこれ２時間ロビン先生を説教しているらしい。
「失礼します…」
そろりと入ると、カルエゴ先生とロビン先生のふたりがこちらを向いて
「あっAちゃんッ」
「お取込み中すみません
出直した方が宜しいでしょうか…」
「もういい新任ッ
散れ！！」
「いいえっ
僕はもっと学びを深めたいですッ！」
２時間もの説教をくらってもそう言える一点集中のロビン先生、恐るべし
「黙れッ消えろ！
さもなくば捻り
ロビン先生はそれでも食い下がらず、捻られて放り出された。
悲痛な叫びと共に
「何の用だ…」
いつも以上に低く唸られて、ドキッとした。
「えっと、あの、謝…」
ふと、目の端に捉えたのは敷かれていたお布団
ふわふわなお花があしらわれている
――ええっ！？
コ、コレは……ッ！？？
カルエゴ先生、ロビン先生と…そんなまさか！？
ウソ…違うよコレはッ！！
何かの間違いよーッ！！
「ちょ、長時間説教されてるって聞いて
ダリ先生とスージー先生から
謝りに来て
カルエゴ先生がロビン先生と、調教ッ
じゃなくて…！！」
私は動揺しまくって何を言ってるんだか自分でも分からない
「ハァ…
用件は簡潔に言え、馬鹿者」
頭を抱え、ため息と共に零された。
「はっ、はい…
あの、
私の調教がなってなくて、使い魔のオペラさんが先生に失礼を…すみませんでした」
簡潔に伝え、謝ったのだけれど、
カルエゴ先生は真っ赤な顔をして
「ちょ…ッ
や、奴の話はするなッ
虫唾が走る！！」
火に油を注いでしまった。
嗚呼、カルエゴ先生の苦手なオペラさんが使い魔だなんて…
ますます嫌われちゃう要素でしかないよー
最悪だ
私は
「それだけか…
用が済んだら帰れ」
「あ…はい…」
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雪猫 - あー！！もうきゅんきゅんがたまりません！更新頑張って下さい！応援してます！ (2020年5月10日 1時) (
レス) id: 07da1e2227 (このIDを非表示/違反報告)
畢竟無(プロフ) - えギー先生は夢主ちゃんの気持ちに早く気づいてあげてwwwwオペラさんは自重してwwwww面白かったです！応援してます！ (2020年5月9日 14時) (レス) id: f1eda83896 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：周杜（ｼｭｳﾄ） | 作成日時：2020年5月6日 13時
