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3. ページ15

入間君が不在の間、アズ君・クラリンがピッタリついてくる。


何とも言えない…
いや、嬉しいんだけどね。


クラリンは自由なので、気付けばサブノック君によじ登っていたりもするのだが

アズ君は私に、入間君の素晴らしさを延々と語っているのだ。


そんなにも好きなのか…
ここまでの執着、ある意味すごいよ


ほぼ聞き流して(アズ君ごめん!)

隣で語り続けるアズ君の横顔を、ぼーっと眺めていた。


男性でもこんなにキレイになれるもんなのかな?

髪、サラサラだなー

色、白いなー

まつ毛、長いなー

髪と同じ、薄紅色

まるで桜のようなそれから、キラキラと輝く瞳がこちらを向いて動きが止まった。


「A、さん…?」

「あ、ごめん。見とれてた」

「見と、れ…ッ!?」

「こんなにずっと話しかけてくれるなんて、滅多にない機会だから
キレイな顔を拝んでおこうかと思って」

「…ッ、Aさん…ッ」


白いお顔を真っ赤に染めたアズ君


「あ、入間君の話、もう終わった?」


「ハッ…!
いくら入間様が素晴らしい御方とはいえ、ずっと身近にいるお姉様に語るとは、アスモデウス・アリス一生の不覚!

とんだご無礼を…ッ」


いちいち大袈裟なリアクションは、やっぱりどこかオペラさんを彷彿とさせる。

とはいえアズ君に罪はない


「いいよそんな謝らなくて…
アズ君って本当に入間君のこと大好きなんだね」


「はい!それはもう…ッ!!

しかし、この気持ちは敬意を込めたもの
その…
Aさんをお慕いする好意は別のもの、で……」


尻すぼみのアズ君は、耳まで赤くしている。


「うん、いいよ。
入間君のことは尊敬だもんね。
私はクラリンと同じ、お友達だからね」

「ええッ!?ち、違…ッ」

「私もAち好き!」

「だがAは己のものだ!」

「貴様らは入ってくるなッ」


クラリンとサブノック君にアズ君が構っていると


「Aちゃんコッチコッチ」


リード君に手招きされた。

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雪猫 - あー!!もうきゅんきゅんがたまりません!更新頑張って下さい!応援してます! (2020年5月10日 1時) (レス) id: 07da1e2227 (このIDを非表示/違反報告)
畢竟無(プロフ) - えギー先生は夢主ちゃんの気持ちに早く気づいてあげてwwwwオペラさんは自重してwwwww面白かったです!応援してます! (2020年5月9日 14時) (レス) id: f1eda83896 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:周杜(シュウト) | 作成日時:2020年5月6日 13時

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