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Shizuya Side
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そういえばここ最近はギャラリーに目を向ける暇もなく没頭していた
「いや、気にする余裕なかったわ」
そう言われると気になってしまうが
高校には海人もいないしAちゃんも見には来ないだろう
『はぁぁぁあ』
とわざとらしく深いため息をつくから汗を拭いていた手を留め
しめの方えと目をやる
俺の目をしっかりとらえ
『ほんとばかしず
あんなかわいい子、高校入ったらすぐそこら辺の男に取られるんだから
いいの?俺知らないよ?』
早口でそう告げる
そんなムキになることかよ
さすがの俺もイラっとして
「もー!お前うるさい!
今は大会に集中したいんだって!」
そう強めに放つもしめには効果があるわけもなく
『いいじゃん!それはそれ、これはこれってことでさ
ってあれ、しず、Aちゃんいるじゃん!』
俺とは反対にギャラリーしか見ていないしめを無視して
練習へと戻る
全部は大会が終わってから考えることにしてんだよ
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作者名:なんちょむ | 作成日時:2019年9月24日 17時