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You Side
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『じゃあさ、
遊園地、一緒に行こっか!』
確かに遊園地に行く前の子供みたいな顔してるとは思ったけど
まさか本当に遊園地に誘われるとは思わなかった
しかもしめちゃん先輩に
「あの、なんで私なんですか?」
『遊園地、行く?行かない?』
私よりもかわいい笑顔で
質問に答えろと言わんばかりの圧力を掛けられる
「あの、せっかくですけど、」
『じゃあ〜、新しくできたカフェ行こ!』
けってーいなんていうしめちゃん先輩に
私には拒否権はなかったようで
『強引でごめんね?
俺Aちゃんと二人でちゃんと
話したいことがあるんだ』
さっきとは違い申し訳なさそうに話すから
悪態もつけなくなってしまう
「...わかりました」
『じゃあ日曜日ね♪
連絡するから!』
そう言って立ち去って行ったしめちゃん先輩
話って何だろう
試合前半はしめちゃん先輩の登場によって
全然集中できなかった
その後、海人と再会したものの
正直内容が入ってこなかったのも事実
後半戦は閑也先輩の活躍で集中できたけれど
何となく申し訳ない気持ちになった
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作者名:なんちょむ | 作成日時:2019年9月24日 17時