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You Side
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入学式には新しい友達を作ろうとかそんなことよりも
閑也先輩を探すのに必死だった
退場で発見した時、閑也先輩と目が合った気がするけどきっときのせい
友達なんていらないって思っていても1週間も経てば
自然と仲良くなって私はいつも4人組でいた
みんな帰宅部だったから当たり前のごとくバスケ部の練習に誘って
バイトがあっても一瞬だけでも閑也先輩が見たくて顔を出していた
今日も閑也先輩かっこよかったな...
『A!!』
見惚れていたら体育館から懐かしい声
「海人!ここで何してるの!?」
『練習試合だよ、ってかまだお前閑也さん見に来てんだ(笑)』
「当たり前じゃん!」
ちょっと小ばかにした海人の喋り方が変わってなくて懐かしい
『まあいんじゃね?(笑)じゃ俺戻るわ!』
「はいはい、せいぜい閑也先輩にぼろ負けしてきてくださーい!」
『うるせーな、あ、そうだ
いいこと教えてあげよっか?』
海人がクシャっとした可愛らしいいたずらっ子みたいな笑顔で私の方に距離を詰めてきた
「え、なに?」
『閑也さんってね、、
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作者名:なんちょむ | 作成日時:2019年9月24日 17時