【ワンピース】海賊狩りの相棒2【男主】

エピソード52 "バカズラ" ページ11

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全身の毛が黒に戻ってることに気づいたパルは、また毛を白くするのに集中したが




(くそ、ダメだ…。暑すぎて集中出来ねェ…)







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一方その頃はぐれたルフィは、


兄であるエースと共に船と仲間を探していた




エース「ところでお前の仲間は、どんな奴らなんだ？」



ルフィ「世界一の剣豪になりてェ剣士、いつもは腹巻してんだ


その剣士の相棒の犬…じゃなくて狼人間！犬って言ったらすんげェ噛んでくんだァ！


航海士は、地図とみかんとお金が好きだ！


それから、めっちゃくちゃ料理のうめェコックに…


あ、そうだ！嘘つきも乗ってっぞ！


それから、トナカイだ！」





エース「そりゃまた…随分バラエティにこだわったなァ」



ルフィ「今は王女とカルガモも仲間だ！」



エース「ほォ」



ルフィ「皆えれェ面白ェぞ！」



エース「ま、お前が1番面白ェんじゃねェかと俺は思うんだがな。

しかし、たった数人の海賊団とはお前らしい」



ルフィ「あと、音楽家が欲しいな！」






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時は船に戻り…




チョッパー「いいのか？ルフィが居ないのに船を出しちゃって…」



ナミ「港にはすぐに海軍の手が回るわ。

まず、船をどこかに隠さないと」



ビビ「この先に人目につかない入江があるはずよ」



サンジ「ほとぼりが覚めるのを待って、ルフィを探すとするか。」



ウソップ「たくっ、いつもいつもあいつのせいでこんな騒ぎにっ」



ゾロ「はぁ、頼りになる船長だぜっ。

おい、平気か？パル」



「んー…」



ゾロ「おい、しっかりしろ」



倒れて動けないパルを抱き上げて日陰に連れていくゾロ





ナミが見張り台に登り望遠鏡を覗いていると




ナミ「あ！いた！

ルフィよ！ルフィを見つけた！」


ゾロ「居たか！」


サンジ「あァ、間違いない。あのバカズラは…おォ？」




ルフィ「たーっだいまっ！！！」


ルフィの声と大きな音と共に


ビビ「サンジさん！？トニーくん！？」


ビビの叫び声が船に響いた




ウソップ「おめェなァ！」

ゾロ「またか…」


「…みんな、元気だな…」


日陰で伏せたパルは横目で皆の様子を見ながら荒くなる息をどうにかしようと頑張っていた




ルフィ「いや、はははははっ！

悪ィなァ！サンジ、チョッパー！」


サンジ「てめェ、全然反省とか知らねェのか！

いっぺんおろすぞコラァ！」





みんなの怒鳴り声を子守唄にパルは少し目を閉じた

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